グミサプリ

お菓子感覚でサプリを取る

お菓子感覚でサプリを取れれば嬉しいな♪との声を元に、

サプリメントのOEMメーカーはサプリメントのお菓子化に取り組んできました。

ぶっちゃけ、私も色々とそういった案件に関わったことがあります。

いや、半分くらいはそれに従事していたといってもいいかも(汗)

 

はっきりいって、この試みは失敗に終わっているといっても過言ではないです。

 

「お菓子感覚でサプリを取りたい」

そこに含まれる意味は「お菓子くらいの価格で」というものも

含まれているということを、ずっと失念していたわけですから、

当然の結果ではあるのかな。

(正確には見ないふりをしてきたって感じか)

 

 

一番四苦八苦した企画は、ダイエットムース系のやつで、

食感をだしたいからグミを入れたい・・・

とかわけのわかんないこといいだしてさー

 

ただ、お菓子とサプリでは製造ロットが違い過ぎます。

お菓子の安さは、あくまで大量生産してこそなんです。 

 

小ロットで作ってもらったら、普通のグミなのに物凄い価格のグミになってしまいました(笑)

 

当然、没ですが、価格以外にも賞味期限の問題もあるかな。

グミの賞味期限は普通は半年から1年ですから、

サプリの2年ってのを考えるとリスクが高い。

 

で、発想の転換で、サプリをお菓子化するのではなく、

お菓子をサプリかする・・・

 

つまり、お菓子メーカーがお菓子にサプリの原料を添加するというやり方

のほうが上手くいくのではないか?

 

そう考えたお菓子メーカーもあって、グミサプリなるものがあります。

元々、ゼラチンなのでコラーゲン配合とか謳ってましたし、

ヒアルロン酸入りとか、鉄分入りとか、ビタミンC入りとか、

そんなお菓子が普通にある分野なので、親和性は高いですよね。

 

 

そのうち、機能性ガムとか、機能性飴とか出てくるのかな?

ダイエット飴ってのが、10年くらい前にアメリカで大ヒットしてたな、

そういえば・・・

 

原料の使う量はぱないので、原料メーカーにとっては、

良い流れなのかもしれませんな。

 

サプリ業界よりも食品業界に力を入れて営業をかけているところは、

今後伸びるかもしれませんよ?

 

 

さてさて、冒頭に話は戻りますが、

美味しければ、今までサプリに抵抗がある層にも受け入れてもらえるのではないか?

なんて考えていたわけですが・・・

 

1つはコラーゲンゼリーってのがヒットしたという背景があったんです。

美味しく食べれるのであれば、普通のサプリよりも高く売れるのではないか?

なんてことを考えてしまったわけです。

 

まあ、コラーゲンゼリーが売れた理由は、おいしいからってわけではないのは、

今でこそわかるわけですが、当時はわからなかったんですよ。

 

クッキーにしてみたり、プリンにしたり、アイスにしたり・・・

ほんと、色々やったな・・・

 

 

 

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