マニアックな機能性表示食品

知名度低すぎる原料の機能性表示食品を取り上げてみた

ここ最近、マニアックな原料での機能性表示食品が目に付きます。

いや、私も知らないんですけどってな原料まで。

ちょっと取り上げてみましょう~

 

 

テアニン・・・起床時の疲労感や眠気が気になる方に

お茶に含まれている成分。リラックス作用があるとされます。

おそらく、睡眠系の商品で、これを飲めばぐっすり寝れるぜ!って

ことだろうと思います。

太陽化学の原料で、ここが200mgデータをだしているので、

これを利用してるのでしょう。

 

グラブリジン・・・肥満気味の方、体脂肪の増加を抑えたい方に

甘草の抽出物で、カネカの原料ですね。

これをとって運動すると筋肉がつきやすくなり、

筋肉がつけば、代謝が上がるので痩せるってわけです。

また、脂肪を付くにくくしてくれるそうです。

摂取量は300mg

「1ヶ月で10kg痩せました!」みたいなことはないですが、

マスメディアを利用すれば爆発的に売れるかもねー

 

グルコポリサッカライド・・・精神的ストレス、肉体的・精神的疲れを感じている方に

パン酵母由来のβ-グルカンです。たぶん、ココの原料。

聞いたことない原料ですので、最近でてきたのかな・・・?

特許原料なので、その資料を使っているのだと思われます。

ちょっとこれは売るのが難しいと思います。難易度Sランクです。

 

ラフマエキス・・・

睡眠の質を改善させるとのことで、昔から常盤のイチオシ素材でした。

(一度も使ったことないけど)

推奨摂取量は50mgになります。

テアニンと同じ方向性ですね。

どちらが市場を制するか・・・ってより、

現状市場を独占しているグリナからどれだけパイを

奪えるかってのが課題になるかな。

 

沈香葉(ジンコウヨウ)エキス・・・便通を改善する

アピは岐阜を代表する大企業で、サプリメントのOEMでは最大手になります。

自社オリジナル原料での機能性表示で8月から製品が発売されるそうな。

 

 

今までの傾向は、知られてない原料は売れないってのがありましたが、

マイナーな原料でも効果効能を謳えれば、売れるようになる・・・のかな?

 

この商法が正しいのかどうかを見る試験石になりそうなので、

今後も注目していきたいです。

 

場合によっては現状のサプリメント市場を大きく変えることに

なるでしょうからね・・・

 

 

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