豆乳発酵液

豆乳を発酵させたものです

豆乳ってそのものが美容成分です。

アミノ酸、イソフラボンなどなど豊富に含んでおり、

美容、健康に役立ちます。

 

ただ、そのままだとすぐ腐るんですよねー

豆乳の賞味期限って未開封だと1ヶ月近くあると思います。

しかしながら、これはあくま未開封時の話。

開封後は2、3日で飲み切らないといけないのですが、

賞味期限まで大丈夫と思っている人も割といます。

 

あれ、すぐ腐るんですよ?

 

豆乳には芽胞菌の胞子が含まれています。

芽胞菌の胞子は強いんです。

 

なかなか死滅させてないんですよ、ホンマに。

ずいぶん悩まされましたよ・・・

 

そのため、豆乳をそのまま化粧品に入れるのはリスクが高いんです。

そこで出てきたのが豆乳発酵液。

発酵させて、余分なタンパク質を除去することで、

安定性の高い原料になります。

 

発酵には2種類あり、1つは菌を使って有用物質を作り出す方法。

一般的になじみがあるのはこっちでしょうか。

もう1つは酵素を使う方法。酵素処理によって、

従来にないものを作り出すことも発酵と呼びます。

 

なめらか本舗で使われているのは酵素による発酵法で作ったものです。

常盤薬品の原料なので使えないことはないのかな?

 

この発酵法では、タンパク質をペプチド化する方法と、

イソフラボンについている糖を取り除くことで、

活性型であるアグリコン型にするものがあります。

 

菌を使う場合はタンパク質もペプチド化されますし、

アグリコン型にもなります。

菌が糖の部分をつかってしまうからです。

 

納豆菌が一番手っ取り早くて、発酵が進むのでしょうが、

生産管理とか、臭いとかで問題になるので、

普通は乳酸菌使うかな?

 

乳酸菌にとって、ダイズって過酷な環境になるので、

わりと強い成分を作ってくれます。

(環境は過酷なほど、そういった傾向があります)

 

まあ、どっちがいいかは好みだとは思います。

 

 

どちらにしろ、抽出された液は黄色みがかった透明な液体になり、

臭いもほとんどありません。

イソフラボンを含んだ機能性の高い液体になります。

 

 

イソフラボンの原料として、イソベルソヤグリコンがあります。

原料代がバカにならないので、シャンプーにはちょっと入れるのは無理かな~

ってことで、注目しているのが豆乳発酵液ってわけです。

これなら有効量を入れれそうですし、イソフラボンも入れれますからね!

 

 

役者がそろったので、そろそろシャンプーの試作第二弾を作ろうかなと

思っています。

 

 

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