セラミドが少ないと片頭痛に?

その片頭痛、セラミドが原因かも

米国ジョンズ・ホプキンス大学の研究者が、

神経分野の国際誌であるニューロロジー誌オンライン版に2015年9月9日に報告。


セラミドが少ないと片頭痛になるそうな。


さてさて、ここで散々いっているセラミドはお肌の話ですが、

セラミドは全身に存在しているわけです。

なんと血中にも存在しているのです!


通常、10000ng/mlくらい血中にあるのに対し、片頭痛持ちの人は半分くらいしか

セラミドが血中にないそうです。


逆にスフィンゴミエリンの濃度が増えると、片頭痛になるのだとか。


メカニズムはよくわからんです。

セラミドが少ないから片頭痛になるのか、

片頭痛の結果、セラミドが少なくなるのか・・・


ただ、血液検査をすることで片頭痛持ちかどうか判断できるとのこと。



うーん、セラミドを取れば、あの不愉快な頭痛に悩まされなくて済むのかな?


セラミドは動物、植物に多く含まれているので、

食事から摂取することはできますが、その利用率は1%程度といわれます。

一方、サプリメントでは利用率が高く、非常に有効だといわれます。


問題はセラミドとして吸収されるのではなく、

スフィンゴミエリンと脂肪酸に分解されたものが血中を移動するんですよね・・・


セラミドを取れば、セラミド合成が促進され、結果として肌のセラミドが増える

ことは確認されていますが、血中のセラミドはどうなんでしょう?


血液中のセラミドと肌のセラミドには相関があるとかで、

皮膚機能の判定に血液検査を利用するということができるみたいなので、

血中のセラミドにも影響するのかな?


あとは動脈硬化にもセラミドが関わっているとのことで、

血中コレステロール量とセラミド濃度は相関しているそうな。


血中コレステロールを上げれば、それと同時にセラミド濃度も上がるので、

それも1つの手なのか・・・

まあ、それで動脈硬化を進行させるのは問題か。



体内中でのセラミドの役割は多岐にわたっており、

セラミドを中心とした様々な系が存在しており、

正直、よくわからんです。


一番知りたいのは、セラミドを摂取すること片頭痛が治るかってことなんですが、

そこまで踏み込んだ話は今のところないみたい。


うーん、検証してみるか~



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