リップクリーム作ってみた

ご要望が多かったので再挑戦です

リップクリームって、冬場に需要が高そうなんですけど、

なぜかここ最近、立て続けにリップクリームの商品化のご要望が・・・


以前に手作りで作ってみたのですが、

結果はうまくいかず、放置していました。


これを機に、もう一度チャレンジしてみようということで、作ってみました。

使用したのは、キャンデリラロウとナチュセラエターナルオイル(笑)

 

キャンデリラロウはタカトウダイ草から取れる天然ロウ、つまりワックスです。

ミツロウがとある事情で使えないので、選択肢はあんまりなかったわけで、

これといった理由はありません。

とにかく固めるための成分です。

 

オイルはまあ、商品の決め手になるものですので、

最高の物が混ざって手元になるのですから使わない手はない。

 

キャンデリラロウ:ナチュセラエターナルオイルを1:4で混ぜて、

レンジで温め(2~3分くらい?)、キャンデリラロウが完全に溶けきったら、

容器に移して、冷やして固めて完成です♪

 

正直、この季節は唇がカサついていないので、

いいのかどうか分かりません。


使用感は悪くないかも。


成分表示は

オリーブ果実油、キャンデリラロウ、スクワラン、アンズ核油、アーモンド油、ホホバ油、マカデミア種子油、ザクロ種子油、ルリジサ種子油、ゴマ種子油、カニナバナ果実油、コメヌカ油、アルガニアスピノサ核油、ツバキ種子油、アボガド油、ブドウ種子油、メドウフォーム油、シア脂油、オリザノール、セイヨウオトギリソウエキス、トコフェロール、オレンジ果皮油、イタリアイトスギ葉油


まあ、変な物は一切入っていないと言い切ってもいいかな。

そもそも、自前で作った雑貨品ですけどね。



さてさて、リップクリームには、医薬品、医薬部外品、化粧品とあるわけですが、

それについて、若干の注意事項が。


化粧品としては、医薬部外品は効果効能を言いたいがため、

というのが一番大きな目的なので、普通の化粧品と大きな差はありません。

また、医薬品の化粧品を常時使っている人なんて稀なはずです。


しかし、リップに関しては医薬品を常時使っている人って結構います。

簡単に手に入るってのもあるんですが、手放せなくなるんですよね。


唇がパックリ裂けて、一刻も早く治したい!

そんな時のために使うのが医薬品のリップです。


医薬品というだけあって、これが見事に治るわけですよ。

そもそも、医薬品ですので、長期使用を想定していません。

治ったら使う必要のないもの。


でもね・・・

治っても、そのリップはまだ沢山使えるわけです。

カバンに入れて持ち歩き、ちょっと唇が乾燥してるな、

って時にも使っちゃうんです。


これを繰り返すと、冬場の乾燥の時期だけでなく、

季節問わず、リップが必要な唇になってしまいます。


本来、唇のターンオーバーは1週間前後です。

放っておいてもそのうち治ります。

医薬品の常用は、その自然治癒力を著しく下げる原因の1つとなります。


あと、唇の乾燥の原因の1つに、リップクリームの使い過ぎが挙げられます。

皮肉な話ですけどね。


1つは、リップとの摩擦でダメージを受けてしまうというもの。

そもそも唇の角膜層は血の色が透けて見えるくらい薄く、

皮脂も少ないデリケートな部分。


1日何度もリップをつけるのは、それだけ唇を擦っているということになります。


もう1つはリップの成分。

変な物が入っていて、それを何度も何度もつけるのはよくないと。


リップクリームが手放せないって人ほど、

思い切ってやめてみると良くなることがあるとか。


いきなり止めるのが難しければ、

できるだけ回数を減らす努力をしつつ、

どうしてもの時はワセリンなどを使うようにすると良いと思います。


また、五行説では胃と口がつながっているので、

胃に何か問題があるかもしれません。

そちらのケアも同時に行うと効果的です。




【関連記事】

自家製リップの作り方