エクオール含有素材

エクオールの原料メーカーに会ってきました

展示会に行ってきた最大の理由は、エクオールの発売元が出ているから。


原料メーカーは株式会社ダイセル(DAICEL)のヘルスケア事業部。

入口にブースを構えているにもかかわらず、気づかずスルーしてしまいました(笑)

 

その原因はブースの造りと展示の仕方に問題があるわけですが、

その辺はどうでもいいので割愛しましょう。

 

さて、エクオール含有サプリとしていち早く発売された『エクエル』

購入して試してもらってます。

粒はハードカプセル1号くらいの大きさ。

打錠としては大き目です。

1粒重量は660mgなので、通常の打錠の2倍くらい。


1日4粒なので、朝2粒、夜2粒の摂取になります。


原材料名:ダイズ胚芽発酵物、ブドウ糖、セルロース、HPMC、着色料(酸化チタン、カラメル)、

タルク、ステアリン酸Ca


ダイズ胚芽発酵物がエクオール含有物であるフラボセルという原料で、

エクオール5%配合しており、1粒あたりのエクオール含有量は2.5mgなので、

ダイズ胚芽発酵物の使用量は50mgとなります。


610mgは全てブケイ剤ということになります。


かれこれ3週間くらい経ちますが、これといった効果は感じられないとか。


それもそのはず。


上図はエクオールが産生できない更年期の女性を対象に、

1日10mgと30mg、プラセボを12週間摂取の結果になります。

(Menopouse,19,2 2012より)


1日4粒設定だと、エクオールは10mg摂取なので、

グラフでいけば黒の点線になります。


これだと、現状維持ってことになります。

変化の実感をもたらしたいのであれば、30mg取る必要があるのは明白。

かといって、エクエルを3倍購入するのもあれだし、12粒は少々キツイ。


ということで直接原料を入手しようとしたわけですが、

まだ一般市場への販売準備ができておらず、

それが整うのが8月だということだそうです。

 

幸い、メインで扱っている化粧品原料の商社も扱えるそうなので、

まあ入手は可能なのかな~というところ。


ただ、ダイセルが相手先の会社を見て、出す出さないを決めるそうなので、

うちみたいな小さいところには売らねーよ~と言われる可能性もあるんですけどね。



ちなみに、化粧品原料も存在しており、

こちらもアプローチをかけているのですが、

なかなか返事をもらえない状況。


セラミド、コラーゲンをはじめとする肌構成成分の産生促進効果、

メラニン生成抑制効果などなどの効果が確認されています。

飲むよりも効果は早そうです。


もちろん、動脈硬化抑制とか美容効果以外の効果が高いので、

経口摂取はそれはそれで、ありではあるのですが。


さてさて、どうなることやら。



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