ヒト幹細胞(ヒト脂肪細胞順化培養液エキス)

ヒトEGFといってもいいかも

幹細胞もヒトのものを使う時代になったことに驚愕したわけですが、

卵子から作られたヒト幹細胞には抵抗があるとする人が多いみたいで・・・

 

卵子なので、それがそのまま生命になることはなくとも、

その可能性があったと考えると、女性としては抵抗がある・・・

理屈ではなく、本能的に。

そんな意見が多かったです。

 

「ヒト」由来というのは、ヒトにより近いという反面、

若干の抵抗感みたいなものが付きまとうみたいですが、

卵子は特にその抵抗が強いみたいです。

 

まあ、アメリカの原料なので、入手はかなり困難であり、

うちが手に入れることは、まず無理ではあると思ってはいましたが。

 

ということで、もう一方の現実的なほうに問い合わせてみました。

それがヒト脂肪細胞順化培養液エキス

 

経験上、この手のところはレスポンスが悪いというか、

小さいところはシカトすることが多いのですが、

ビックリしたことにするに連絡くれました。

 

しかも、ヒト幹細胞ですよ?

すごくバカみたいな価格になると思ったら、

超良心的な価格!!

(あ、思ってたよりってことですけどね。原料としては高額です)

 

正直、特殊技術で作られています。

ヒト幹細胞なので、取扱もナーバスです。

通常の原料よりも原料化の道のりが困難であったと思われます。

やらなきゃいけない試験も相当だったはず。

 

てっきり、フラーレンくらいはするんじゃないかと覚悟はしてたのですが、

提示された金額が、「え?それだけでいいの?」といった感じ。

 

本気で”コスメ革命”を起こす気でいるのだと思いました。

 

配合下限も設けているので、

ただ入れていますってのまNGなところも粋ですな。

 

ヒト幹細胞といっても、細胞そのままつけて、

それが増えていくわけではなく・・・

(それだと、なんだか寄生されているみたいなイメージですよね笑)

幹細胞に含まれている成分を抽出していると考えたほうが分かり易いと。


幹細胞にはすべての細胞になりうるわけで、

その準備が整っているわけです。


EGFを初めてする成長因子はもちろん、

酵素やビタミンなどの補酵素も含めて、

約200種類の成分が含まれているとか。


もうヒトEGFとかいっちゃってもいいんじゃね?

というレベルのものです。


成長因子系の原料を使うなら、ヒト型がいいな~と思ってましたし、

成長因子のプレミックスがあれば理想でしたが、

その両方を満たす原料なわけです。


まあ、実際に如何ほどのものかは使ってみないと何ともいえませんが、

マーケティング上、コピーライティング上、この上ない素材ではあることは

間違いありません。


また、原料の供給元が、かなりしっかりした戦略プランを持って行動していますので、

近い将来、幹細胞市場はこの原料を使うことになるでしょう。

そして、効果次第では、コスメ市場を大きく変えることになる可能性が高いです。


ケミカルからバイオへ。


その動きはすでに始まっているのです。



ただ、成長因子とか酵素とか、

熱に弱いの後添加にしないといけないそうです。


将来的にはクリームに入れたいところではありましたが、

現実的には美容液に入れたほうがよいのかもしれませんね~


とにかく、今後が楽しみな素材ではあります。



【関連記事】

ヒトの卵子幹細胞配合?マジで!?