髙遠流「食との向き合い方」10ヶ条

病気が治る食べ方

余命3ヶ月を告げられたにもかかわらず、

食べ物でガンを克服した髙遠氏の書籍。

その髙遠氏の食に気をつけているポイントとは?


①旬の食材を取り入れる

旬の食材はその時期に弱っている内臓の働きを補う力があります。

例えば、暑い時期の食材は体を冷やすものが多く、

寒い時期は体を温めるものが多いです。

また、旬の時期の食材は生命力が高く、栄養価も高いといわれます。


②朝の白湯で体調管理

60~80℃の白湯を、毎朝マグカップ2杯飲むそうです。

代謝を上げ、内臓の目を覚まさせる作用があると同時に、

味覚でその日の体調を知ることができるとか。

苦いと感じたとき・・・寝不足、胃酸過多、ストレス、亜鉛不足など

甘いと感じたとき・・・脾臓にトラブルがあるときなど

酸っぱいと感じたとき・・・体が乾いているときなど

しょっぱいと感じたとき・・・ストレス過多で気のめぐりが悪い時など


③朝食はその日の体調に合わせた野菜ジュース

苦いとき・・・人参2本+リンゴ1個+カボス1個+タイム2枝

甘いとき・・・人参2本+リンゴ1個+レモン1個+セロリ1本

酸っぱいとき・・・人参2本+リンゴ1個+キウイ1個

しょっぱいとき・・・人参2本+リンゴ1個+大葉10枚+セロリ1本

キウイ以外は皮ごとジューサーで絞るそうです。


④砂糖は使わない、塩は天然塩を

料理で砂糖は使わず、代用として蜂蜜、メープル、クコの実を使います。

糖質の過剰を防ぐためです。

また、精製塩も使いません。夏は汗でミネラルを失いやすいので、

釜炊きした藻塩、冬は鉄分、亜鉛が豊富な岩塩がオススメだとか。


⑤調味料は控えめに、そして使うものはこだわれ

調味料は基本、控えめを心がけます。

そして、使うならこだわったものを選んで使いましょう。

一流の調味料は料理の幅を広げると共に、

体にも良いのだとか。


⑥バターは発酵バター

バターは動物性アブラで体に悪いと言われますが、

昔ながらの製法で作られた本物のバターは体によいとか。

疲労回復、ストレス解消、乾燥肌改善、腸内の善玉菌を増やすなどの

効果があるのだとか。


⑦水はミネラルウォーター

体の60%以上は水です。

本当は、その土地の水が一番望ましいですが、

都市部ではなかなか難しいかもしれません。

そこでミネラルウォーターを利用しているのだとか。

夏は天領系、秋冬は亜鉛やバナジウムが豊富なものを使っているそうです。


⑧トマトと発酵食品は欠かさず食べる

トマトは髙遠氏にとって特別な食べ物で、食に目覚めたきっかけの食材なんだとか。

発酵食品は必ず毎食、なんらかの形でとるようにしているそうです。


⑨糖質は食べる時間と順番に気をつける

食べる時間は朝か昼、19時以降は摂取しないそうです。

糖質の多い根菜、果物も避けるのだとか。

食べる順番は、野菜、発酵食、タンパク源、最後に糖質。

太らない食べ方でもあります。


⑩お肉は週2回

肉は食べるな、という人もいますが、

適度にバランスよく食べれば、良質なタンパク源です。

むしろ、週2回程度は食べたほうが調子がいいそうです。



なかなか興味深いのが、別の人が別の書籍で、

何人かが同じようなことを言っています。

すべて正しいとはいいませんが、普遍的な何か、はありそうです。


もっと詳しく知りたい方は、書籍をどうぞ。