セラミドでは潤わない理由・・・?

面白い広告だったので、取り上げてみました。

日常的に、「セラミド」で検索をかけているわけですが、

グーグルの広告枠に

 

「セラミドでは潤わない理由」

 

との文字が。

グーグルでセラミドって入れて検索すると

右側のスペースにでてきます。

詳細はそこをクリックしてみてくださいな(笑)

※今は広告は出てこないかも。

もしくは「セラミドって本当に乾燥性敏感肌に効果があるの?」

 

 

内容をまとめると、

化粧品は体内に浸透するわけではないので、

セラミドを化粧品で補っても意味がない、

だから、自分が作った化粧品にはコメヌカスフィンゴ糖脂質を

使っているから、うちの化粧品は最高だ!!

という内容です。

 

ツッコミどころ満載ではありますが、セラミド配合化粧品の疑問と

題して、下記の内容が書かれています。

「化粧品で肌にセラミドを補ったとしても、体内まで浸透することはありません。

つまり、セラミドは、体内ではなく、肌の上でしか活躍できないということになります。」

 

まず、セラミドが不足して乾燥肌になったり、敏感肌になったりしているわけです。

で、その減少したセラミドは肌の表面。一番外側の角質層の細胞間脂質にセラミドが

減少しているわけです。

 

コラーゲンやヒアルロン酸はこの角質層の下の表皮よりも下、

真皮に届いてこそ、初めて意味があるわけです。

 

セラミドは角質層にさえ届けば、セラミドを補えます。

体内に入る必要性はないですし、肌の上で活躍すればOKじゃね?

というわけです。

 

また、

セラミドが特別、保湿効果が高い訳ではない。

とも書かれていますが、

 

高えよ!

ダントツに高いよ!

 

セラミド

コメヌカスフィンゴ糖脂質は米由来のセラミド、

つまりグルコシルセラミド。

オリザ油化の製品で、経口投与でのデータ、

他の植物セラミドとの優位性はしっかりでていますが、

塗布では・・・

(天然ヒト型セラミドと比べるのも酷な話ですが)

挙句の果てに、

「セラミドを使っているのは有名な成分だから」

とのこと。

 

現状、セラミドってそんなに有名な成分ではないです。

セラミドを知っているのは、かなり美容意識の高い、

ごく一部の方で、ほとんどは、

 

「セラミドって何?聞いたことあるけど・・・」

という感じです。

 

どちらかと言えば、少量でも体感を出しやすいから

というのが本当のところだと思います。

 

例えば、セラミド3に関しては

メーカー推奨量0.05%ですからね。

 

まあ、各社主張が違って当たり前ですから、

別に構わないんですけど、

 

こんな広告で反応取れるのかちょっと、

いや、すごく疑問。

 

まあ、大きなお世話ですけどね(笑)

 

※コラーゲン、ヒアルロン酸などの検索されがちな成分で

同じような内容の広告を出していますので、かなりの成分を網羅して

いるのかもしれません。

1キーワードあたりのクリック数は少なくとも、トータルすると

結構なしかも濃いリストが集まるのかも・・・しれません。


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コメント: 8
  • #1

    ちい (金曜日, 08 8月 2014 00:40)

    ちょっと面白そうだったので、見てみました。
    まず開発者の写真がトップにあったので、「この人、誰?」からスタートしたんですが、自己紹介がすごい長くて「めんどくせえサイト!!」って、その後詳しく見る気が失せました(笑)もちろん、開発者のプロフィールもあっさり見ただけですが「マジか、化学系の出じゃねぇー」って驚きましたが。物が良ければ大学じゃないとはいえ、大丈夫か?とはちょっと思ってしまいました。(もしかしてこの人、開発なんてしてないんじゃ?)

  • #2

    ちい (金曜日, 08 8月 2014 01:00)

    すみません、途中で送信してしまいました。

    クチコミサイトを見たら、件数も購入者も多くて、なんでかなって思ったんですが、初回のお試しをかなり安く売ってるからなんでしょうね。
    リピートに絞ると、件数が1/20になっちゃいました(^-^;
    色々なとこからリンク張ってて、広告宣伝費がかかってそうですね。
    久々にワクテカさせていただきました。
    ありがとうございます。

  • #3

    森崎 (金曜日, 08 8月 2014 08:39)

    コメントありがとうございます。
    商品は悪くないとは思いますが、
    なぜ、敢えてセラミドをディスってるのか、
    良くわかりません。入ってないなら、イチイチ触れる必要もないかと。
    記事に「メチルパラベン=悪」と悪者を作り、
    それが入っていない化粧品を売る手法を
    「モラルが低い」と言っていますが、同じことだと気づかないんですかね・・・

    ちなみに、私も化学系じゃないです。生物系です。スイマセン(汗)
    OEMでは開発=企画のことです。
    ですから開発者=企画者と置き換えると、すんなり来ると思います。

  • #4

    ちい (金曜日, 08 8月 2014 09:48)

    そうですね、森崎様も化学系じゃなかったですね。

    この方は完全に文系で、職種も営業をやられてたらしいです。
    なんか、人のところの化粧品をディスれるほど、ちゃんと知識あるのかなっていう感じです。

    なんか騙すようなことしてたら、その会社さんはモラルがちょっと…ですけど、別に成分に因縁つけんでもって話ですよね。
    自分にはよくわかんないけど本当かなー?くらいで留めるなら個人の感想で済みますけど、人のとこの化粧品ディスってる人にモラル言われても(笑)
    あ、そう言えば、あっさり見ただけですが、ここの会社のサイトには実験データはなかったですね。見落としかもしれませんが。

    化粧品に罪はないですが、私はこの人が好かんです(笑)

  • #5

    森崎 (土曜日, 09 8月 2014 07:47)

    コメントありがとうございます。
    化粧品業界の不信感が凄いですけど、
    もともといた化粧品会社がそういうところだったのかもしれませんね。
    顔を出すことで安心感を与える効果があるといわれますが、
    逆の効果を出しているような気もしないでもないです(笑)

  • #6

    ちい (土曜日, 09 8月 2014 20:52)

    自己紹介が本当であれば、この人すごく頑張った人なんで申し訳ないんですけど、あんまり会社大きくならない方が身のためなんじゃないかと思っちゃいました(笑)
    私は意地悪なので、顔出しする自信があるなら、先に実験データくださいって思っちゃいました。
    自己紹介は見れるのに、研究開発秘話は404エラーになっちゃうんですよねー。
    そっちの方が興味あるのに(´・ω・`)

    誰がなんと言おうと、私は今日もナチュセラで肌ぷりぷりです♪


  • #7

    サランラップ (木曜日, 03 1月 2019 19:30)

    ビーグレンっていう商品はセラミドを塗るのではなく、ビタミンC誘導体を化粧水として塗ることでセラミドを増やすことを目的としているのですが、これは効果的な方法なのでしょうか?
    以前に解析されていたQuSomeローションです。

  • #8

    森崎 (金曜日, 04 1月 2019 12:44)

    セラミドとビタミンCってあんまり関係がないです。
    ビタミンCはコラーゲン合成の補酵素なので、何かの間違いではないでしょうか?
    ちなみにセラミド合成の補酵素はナイアシンになります。