クレンジング剤って必要?!

石鹸で十分落ちるんですけど?

お客様から

「本当にクレンジング剤って必要?」

という内容のご質問をいただきました。

 

クレンジング剤はメイクを落とすのに必要ですが、

結局、界面活性剤で落とすわけです。

 

でしたら、石鹸の洗顔の仕組みも、

結局は界面活性剤によるものです。

本当にクレンジング剤って必要なんでしょうか?

石鹸で十分落ちるんですけど?と。

 

 

弊社は簡単なメイクであれば、

ナチュセラソープでダブル洗顔することを推奨してます。

 

また、ちょっと濃い目のときは、

オイルででメイクを溶かしてから、

石鹸で洗顔することをオススメしています。

 

そのお客様は、これを実践してもらって、

肌の調子も安定するし、洗い残しがあるようには

感じなかったので、クレンジング剤の存在に疑問を感じたそうです。

 

 

これは別に弊社の石鹸が特別に洗浄力があるわけではありません

むしろ、弱いくらいです。

 

それでも十分落ちてしまうよう、実はメイク用品の方が進化しているからなんです。

 

現在の消費者のニーズは、メイクもお肌に優しいものを使いたい、

というもので、各企業、このニーズに応えようと、切磋琢磨してきたわけです。

 

一昔前は、化粧崩れしないことが最重要項目だったわけです。

当然、落ちないように作っているわけで、強力なクレンジング剤が

必要だったわけです。

 

落とし残しも肌に非常に悪いものだったわけですから。

 

 

それが今では、素材そのものも、肌に優しいものを使い、

付けて害になるものはなるべく避け、

石鹸でしっかり落とせるような物を提供しているわけです。

 

100円均一でメイクをしているとか、

デーモン閣下のようなメイクをしていない限り、

クレンジング剤を使わなくても大丈夫なわけです。

 

しかしながら、業界の常識として、

クレンジング剤は必須アイテムということになってます。

先入観というか、昔からずっとそうだったわけですから。

 

当然、業界としてもアイテム数は多い方がいいですからね。

 

そして、クレンジング剤に求めらえるのは洗浄力。

これは昔から変わらないわけです。

 

洗浄力の弱いクレンジング剤では、

石鹸でいいじゃんって話になってしまうので、

洗浄力はクレンジング剤のアイデンティでもあるからです。

 

で、メイクは落ちやすくなったのに対し、

クレンジングは強力なまま・・・

 

結果、本来落とす必要のないもの、

皮脂や細胞間脂質を落とすことになってしまうわけです。

 

クレンジングが乾燥肌を作る1つの要因は、

もしかしたら、この商品間のギャップにあると言えるのかもしれません。

 

 

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