魔法の薬依存症候群

ヒトは想像だけで、快感を得られる

とあるセミナーで聞いたお話。

 

ビジネスにおいて、うまくいかないのは「魔法の薬症候群」だ・・・と。

 

自分のビジネスを劇的に変えてくれる「魔法の薬」、

つまりノウハウを探し求める症状のことを言うのだそうだ。

 

実は、人は成功した時と、成功を想像した時の脳内は

同じ状況になるということが分かっています。

 

つまり、新しいノウハウを手に入れ、

「これは儲かるかも」と思うだけで、

快楽物質がでるのだとか。

 

この刺激欲しさに、また新たなノウハウに

手を出してしまう・・・

 

といった依存症のような状態になるそうです。

 

 

これ、ビジネス以外にも当てはまるんですよ。

 

新しいダイエット商品を見つけては購入するけど、

結局は痩せれない・・・とか、

 

新発売の化粧品に飛びつく人も、同じことが起きています。

 

 

ダイエット商品を買う⇒痩せることを想像⇒報酬系が確立

⇒痩せない⇒飽きる⇒刺激が欲しくなる⇒新しい商品を買う・・・

 

 

この負の連鎖に入り込んで、業界の養分になるというわけです。

 

ビジネスにおいては、マーケティングの全体像を把握し、

仕組みを作ることの重要性を説いていました。

 

ダイエットや美容に関して言えば、

人間のからだの仕組みを理解することが大事になってくる

といえるのかな?

 

そうすれば、何をすべきか、何が必要か、

何をしてはいけないかとか、はっきりしてくるかもしれません。

 

 

また、こういう依存症の人に商売するのは非常に簡単で、

使われるワードにも共通点があるそうです。

 

・簡単

・すぐに

・絶対

・誰でも

 

誰でも簡単に痩せます、

すぐにシワが消えます

絶対キレイになります

などなど・・・

 

そういうワードに反応してしまう人は、

ちょっと注意が必要かも。

 

もしかしたら、魔法の薬症候群かも。

 

ビジネスのノウハウはたまに魔法のような成果をだすときはありますが、

ダイエット、美容に関しては、奇跡も魔法もないだよ、

と思っておいた方が健全です。

 

 

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