医薬部外品はお好き?

医薬部外品は商品選びの決め手となるのか?!

よその化粧品の通販やってる社長さんと

話す機会があり、その人が

 

「医薬部外品じゃないと売れない」

ということをやたらと主張していました。

 

そもそも、医薬部外品ってなんなんでしょう?

 

 

この医薬部外品というのは、日本特有のもので、

医薬品と化粧品の中間に位置するものです。

 

医薬品ほどの効果はないが、

ある程度の効果が認められているもの、

というかなり微妙なものではあります。

 

医薬品のように販売許可はいらないけど、

医薬品のように効果効能を謳えるという、

なんとも都合のよい存在、それが医薬部外品です。

 

何らかの政が関わってできた、聖域ってやつです。

 

販社からすれば、決められた効果効能を謳えるし、

医薬部外品というと、なんか効きそうという印象を与えることができます。

 

そのメリットは、十分理解はしておりますが、

実際、消費者はそこを判断材料にしているのでしょうか??

 

「これは医薬部外品だから買おう」

「これは医薬部外品ではないから、止めよう」

そういった判断はまずしないと思われます。

 

その理由として、

医薬部外品が化粧品よりも優れている、

と思っている人は少ないことが挙げられます。

 

実際、医薬部外品と化粧品の差は、

申請している成分が使われているかどうか、

申請しているかどうか、の差であって、

 

必ずしも、化粧品よりも医薬部外品が優れている

というわけではないことを、経験的に知っている

からだと思われます。

 

 

医薬部外品にするには、

申請した配合でなければなりません。

 

通常、1から医薬部外品の申請をすると、

ものすごい面倒ですし、お金もかかるので、

すでに申請済みの配合を拝借することになります。

 

そうなると、ほとんど弄ることはできず、

似たような商品になります。

 

差別化しずらく、入れたいものを自由に入れられません。

 

逆にそんなもん売れるんかね・・・・

というのが個人的な感想ではあります。

 

また、ちょっとつまんないですよね。

 

あと、意味がわかんないんですが、

医薬部外品は順不同で表示可能なんです。

 

多くても少なくても関係ない。

好きなように並べて表示できるわけです。

 

その特権ってなんなん?

とは思います。

 

 

ぶっちゃけた話、ナチュセラシリーズを医薬部外品にして、

売れ行きが変わるかどうかってことで・・・

 

変わらないと思うんですよね。

 

取る気もそんな余裕もないんですがね(笑)