天才の脳に近づく方法

ひらめきを鍛えるのは睡眠である

脳みそ

「夢の中でひらめいた!」

歴史に名を残しす天才的な芸術家、小説家、科学者たちが

ひらめきの瞬間をそう語っている逸話は多くあります。

 

これは1つの仮説ですが、

人は夢を見ているとき、目覚めているときには活動していなかった

神経回路が働き、記憶が自由につながることで、斬新なアイデアを

思いつくのではないか、と言われています。

 

記憶は大脳の外層である大脳皮質に分散して保存されてます。

(海馬が記憶の場であるわけではありません)

大脳皮質には500億以上もの神経細胞があり、

電気信号を介して1つの記憶を構築します。

 

寝ている間に、これらのネットワークがランダムに絡み、

新しい発想につながると考えられます。

 

 

寝る前に集中して考えたことは、

睡眠中に強い記憶として残ることが知られています。

(睡眠は記憶を維持するために不可です)

 

天才と呼ばれる人は、非常に高い集中力があり、

寝る前に集中して考えていたことが、寝ている間に

他の記憶との間につながりが生じやすくなり、

ひらめきが得られるのではないか?

とと考えられています。

 

逆に考えれば、寝る前に1つの事に

毎日集中する訓練をしていれば、

その事柄について、新しいアイデアが

舞い降りてくるかもしれません。

 

人は必ず寝ます。

その時間を有効利用するかしないかでは、

小さな差が、やがて大きな差になる・・・かもしれませんね。

 

最も、あらたにつなぎ合わせる知識や経験が

豊富でなければ、斬新かつ革命的な発想には

至らないとは思いますが、

 

ひらめきにアクセスできる環境を整えておく

ことは、非常に有意義であるとは思います。

 

 

具体的な方法としては、

解決したい問題を決め、

寝る前にその現状をノートに詳細に書いていきます。

脳のトレーニングではありますが、

折角なので、現実的なことのほうがいいでしょう。

もしかしたら、即座に解決する場合もあるかもしれません。

 

何が問題なのか?

それをどうしたいのか?

それをするための障害は何か?

それが達成されればどうなるか?

現状、思いつく案、対策は?

それを行うのに必要な資金は?

それを行うのに必要な時間は?

などなど・・・

 

熟考して書いていきます。

 

書き終えたら、明かりを消して寝るだけです。

眠りにつくまで、そのことを考えているのが理想です。

 

そして、目が覚めたとき、

頭の中に新しいアイデアが浮かんだら、

ノートに書いていきます。

 

どんなつまらない事、どんなに非現実的なことでも書きます。

 

それを毎日繰り返します。

 

以上です。

 

難しいことはないですし、お金もかかりません。

あなたの可能性を広げるために、一度試してみては如何でしょう?