コラーゲン 色々

なんたらコラーゲンを集めてみた

カプセルコラーゲン

界面活性作用をもつ物質、

親水性と疎水性をもつものと、

コラーゲンを混ぜた水溶液に

圧力を加えるとリポソーム化します。

 

リポソームは上図のような構造をしています。

真ん中にコラーゲンが入る形になりますね。

 

サプリでこの原料作ろうとしたことあるんですが、

問題点が3点ありまして・・・

 

1.水溶性でなければならない

2.中に入れれる成分は数%

3.製造コストがぱない

 

ということで、断念した記憶があります。

 

そもそも、サプリでこれやっても、

消化しづらくなるだけですからね~

なんせ生体膜なわけですから。

 

外側に親水性がくるので、

結局は水溶性の性質が付加されるわけです。

 

大きさはナノサイズになるので、

浸透はすると思います。

ただ、コラーゲン以上に外側の膜が入っていくことになります。

コラーゲンは極わずか。

 

100%カプセルコラーゲンであっても、

コラーゲン濃度は数%なのですから、

それがいったい何%含まれているのでしょうね?

 

浸透コラーゲン

たぶんだけど、トリペプチドのことだと思う。

低分子コラーゲンと呼ばれるものは1000~10000分子量。

本来のコラーゲンは30万分子量なので、

低分子といえば、どれも低分子。

 

ただ、浸透させようと思ったら、

分子量は500以下でないと難しい。

 

となると、必然的に浸透できるコラーゲンは

トリペプチドがジペプチド、もしくはアミノ酸である必要があります。

 

流石にアミノ酸のことをコラーゲンと言ってしまうのは、

ちょっと頭悪すぎるので、消去法でトリペプチドしか

残らないかな~

(原料としてジペプチドは売られてないっすからね)

 

トリペプチドとは、アミノ酸が3個になるまで酵素処理したもの。

コラーゲンの原料になるというより、コラーゲンン生成を

促進すると言ったほうがよいかな。

トリペプチド

 

保護コラーゲン

これも多分ですが、

高分子コラーゲンであると思われます。

3重螺旋構造を維持したまま、ぶった切った原料があるので、

そのことかな~

 

ぶっちゃけ、ほとんどのコラーゲンは肌の表面で

膜を作って保湿作用を示すので、

どのコラーゲンも保護コラーゲンと呼んでも差支えありません。

 

ベビーコラーゲン

Ⅲ型コラーゲンのこと。

通常、肌にはⅠ型コラーゲンがメインなのですが、

赤ちゃんのときはⅢ型コラーゲンが多く、

あのモチモチした肌はⅢ型が多いかららしいです。

 

良さ気ですが、そのままでは塗っても

他のコラーゲンと同様、表面に残るだけですけどね。

 

また、Ⅲ型コラーゲンを促進するとして、

卵殻膜パウダーのことをⅢ型コラーゲンかのように

装っているところもあります。

 

皮膜コラーゲン

こちらも結局は低分子コラーゲンであると思われます。

たぶん、普通のコラーゲンはココに属することになります。

 

被膜型とも言われますが、加水分解コラーゲン、

もしくはコラーゲンペプチドってことです。

 

スプリングコラーゲン

弾力を持たせるコラーゲンらしい。

詳細不明。

 

ストレッチコラーゲン

ハリを出すコラーゲンらしい。

詳細不明。

 

モイストコラーゲン

保湿のためのコラーゲンらしい。

詳細不明。

 

S社がコラーゲンの種類を増やしてきたから、

これに対抗するためにつけられた、

名ばかりのコラーゲンであると推測されます。

(原料メーカーが違うとか笑)

 

どっちにしろ・・・

コラーゲンは浸透しませんからね・・・

 

水溶性コラーゲン

ぶっちゃけ、大体溶けます。

不溶性コラーゲンは、糖化したコラーゲンなど。

分子量が大きいと溶けにくいけど、

加水分解してあれば、大抵溶けます。

 

加水分解コラーゲン

タンパク質分解酵素で分解したコラーゲン。

低分子コラーゲン、コラーゲンペプチドと同意語。

 

サクシニルアテロコラーゲン

アレルゲンの素になるテロペプチドを取り除いたもの。

テロペプチドとは両末端にあるペプチド。

両端を切り落としたコラーゲンってわけです。

 

ココイル加水分解コラーゲン

加水分解したコラーゲンにヤシの実由来の脂肪酸を付加したもの。

界面活性作用があり、石鹸やシャンプーに使われます。

 

イソステアロイル加水分解コラーゲン

加水分解コラーゲンとイソステアリン酸(油分)を結合させったもの。

髪になじみが良く、シャンプーに使われることが多いそうです。

 

コラーゲンHCナノカプセル

10層からなるナノカプセルにより、

美容成分を段階的に放出していくつくり。

スゲー技術だと思いますが・・・

その層にどのくらい入れれるんでしょうかね。

1つの粒子の大きさはナノサイズ。

そこに10層って、ほとんど膜成分じゃん!

 

フェイス生コラーゲン

ナノサイズのリポソームに、

3重螺旋のコラーゲンを撒きつけたもの。

 

巻きつけてもナノサイズなの?

という疑問は残りますが、

 

所詮角層止まりなので、

大きかろうが小さかろうが、

どっちも同じでしょう。

 

逆に高分子のタンパク質が

真皮まで侵入することがあれば、

免疫が黙っていないでしょう。

 

ヒト型ではないっすからね・・・

何ともないってことは、そういうことさ。

 

ヒト型コラーゲン

遺伝子組み換えしたカイコは

繭にヒト型コラーゲンが混ざって作られます。

 

そのから精製すると1000個の繭から

たった1gしか取れない超貴重品。

 

人と全く同じアミノ酸配列のコラーゲンってことは、

魚や豚が違うんだ~ってことです。

 

アレルギーはありませんが、結局はコラーゲンなわけですよ。

 

 

 

きっと、まだまだ沢山あるんでしょうけど、

個人的に気になったものを調べてみました。

 

参考になれば幸いです。

 

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