医者に殺されない47の心得 読んでみた

ベストセラーになってますね。

『医者に殺されない47の心得』

ベストセラーランキング1位なので、

読んだことある人もいるかもしれません。

 

まあ、売れている本なので、

一応、読んでみました。

 

掻い摘んで、内容をお話ししますが、

正直な感想は、医者は間違っているかもしれませんが、

この著者がすべて正しいとは言い難いですね。

 

100%信じるというのは、ちょっと危険かもしれません。

 

まず、第1章は病院についての話です。

根本的に勘違いしている人が多いのですが、

お医者さんってビジネスなんですよ。

決して慈善事業ではないのです。

 

ですから、儲かるほうがいい。

そして、患者ではなく、お客様なわけっすよ。

毎日来る人はお得意様(笑)

 

薬は出せば出すほど儲かるから、

薬を沢山だす医者は信用できないわけです。

 

まあ、私も医者嫌いですけど、

医者に行けば治ることも確かにあります。

 

「医者の世話にはならんぜ」

と普段から健康づくりするのはいいのですが、

病気なのに、

「医者は信用ならんから、いかない」

と言い出すのはちょっと問題かな~

と思います。

 

医者もビジネスだという話で、

とくに製薬会社は政に深く入り込んでいます。

 

例えば、血圧のガイドライン。

2000年に変更されたの、ご存じでした?

あれ、理由や説明は一切ないのです。

 

なんでそんなことをしたのか?

理由は簡単。

 

範囲は広くなるので、高血圧の患者が

一気に増える。

 

高血圧の薬の売り上げが、それで6倍に

跳ね上がったそうです。

 

このガイドラインの改正は誰のために?

言うまでもありませんね。

 

また、コレステロールを下げる薬を出す医者も

信用してはいけません。

 

女性は閉経後、ほぼ間違いなく上がります。

総コレステロールでみれば、おそらく100%です。

 

しかしながら、コレステロールにはHDLとLDLがあり、

HDLが高い場合は問題ないどころか、

高いほうがいいくらいです。

(動脈硬化になりにくい、寿命が長くなるなど)

 

また、糖尿病患者も、病院のドル箱と呼ばれるくらい、

お金を落としてくれます。

 

なんせ、治らないですから。

 

糖尿病は食事制限と運動が欠かせません。

それを一生、継続しなければならないのです。

かなりの精神力が必要です。

ぶっちゃけ、医者にかかってても、

よくなりません。

 

お医者さんも毎回いうんじゃないですかね?

「食事制限しろ、運動しろ」と。

 

ガンについては、ちょっとねえ・・・

10人に1人は誤診だとか、

ガンは切るなとか、

がん検診はしないほうがいいとかね。

 

フィンランド症候群を持ち出しても来てるので、

ちょっと信用してもいいの?と思ってしまいますね。

 

確かに、ガンは糖尿病と同様、金になる病気。

研究と称して、国からの援助もかなりの額。

抗がん剤で死ぬ人も沢山いるわけです。

 

あくまで・・・

治療しない、という選択肢もある、

という認識が正しいと思います。

 

「ガンで医者にいったら殺される」

と短絡的に考えるのは、その思考が危険かも。

でも、そういう人も出てくるでしょうね・・・

 

まあ、正直47もいるのか?

といった内容ではあります。

 

サプリとかの話など、医者と関係ない

話が後半多くなってきます。

 

何はともあれ、医者のお世話にならないよう、

普段の生活習慣をきちんとしておきましょう、

ということですわ。