「いつか産みたいなら・・・」卵子にまつわる衝撃の事実

意外に知らない卵子についてのお話

卵子の素は胎児のときにすべて作られる!

毎月生理が来るたびに、卵子が作られている

と思っている人は少なくないでしょう。

 

しかしながら、卵子の素となる卵胞細胞は

胎児のときに一生分作られちゃうんだって。

 

生まれてくる半年前にピークになり700万個。

生まれてくるときは、その3分の1以下になるそうです。

(だいたい200万個くらい)

 

初潮が始まる時期には30万個くらい。

球切れになると、閉経します。

 

1回の生理周期で消費する卵子は100個!

排卵は左右どちらかの卵巣から、

受精可能な卵子が1つでてきます。

 

毎月1個なので、30万個もあれば、

使い切れないじゃないか?

と思われるかもしれませんが、

 

排卵される卵子を選定するのに、

100個前後の卵胞細胞が消費されます。

月に100個消費するということは、

1年で約1200個。

 

それでも順当にいけば、250年分はあるはずですが・・・

 

卵子の老化は30歳から始まる!

数も大事ですが、それ以上に質が大事です。

ぶっちゃけ、この質の低下が始まるのが30歳。

意外に早いわけです。

 

現在、日本人の婚期が遅れ、

2011年には平均初産年齢が

30歳を突破しました。

 

そして、卵子の老化を食い止める術はありません。

ですから、卵子の若返りなんて、夢のまた夢。

 

実現すれば、不妊治療に革命的な変化をもたらすでしょうがね。

 

人間は妊娠しづらい生き物

卵子が排泄され、受精可能な時間は

約12時間と言われています。

 

この間に精子に出会わなければなりません。

 

そして、受精卵がちゃんと着床しないと妊娠しません。

 

1周期あたりの確率は20%くらいだと言われます。

老化が進んだ卵子ではその可能性が低下し、

40歳では10%、45歳では限りなくゼロに近くなります。

 

卵子の老化を加速する要因はたくさんある

卵子を若返らせるすべはないのに、

老化を促進する要因は盛りだくさん。

 

主な原因は、冷え、寝不足、栄養不足。

もちろん、喫煙、お酒、薬なども要因の1つになります。

あとはストレスもですね。

 

20代は結構無理がききます。

徹夜もするでしょうし、過剰なダイエットをしたりも

するでしょう。

 

しかしながら、そのツケは30代になってやってきます。

ホルモンバランスの乱れにより、卵子の老化が

加速するわけです。

 

20代からのケアが大事になるのですね。

 

生理が来ないのは、卵子を節約できてよい?

残念ながら、生理不順で2ケ月、3ヶ月こない

というのは、非常に問題があります。

 

理想は定期的にくるに越したことはありません。

 

もちろん、生理が来なければ、

体調もいいでしょうし、お肌の調子もいい。

イライラするなどの、精神的な不調もない。

 

しかしながら、その裏では、

子宮の委縮が起こっているとか。

 

これは、閉経後に見られる現象です。

 

そして、委縮した子宮を元に戻すことは、

非常にこんなんなわけです。