ナノカプセルに生コラーゲンを撒きつける?

塗ってコラーゲンが真皮に届くことはないっす

肌悩みは「ラメラ美容法」でケア。

こんな記事を目にしました。

 

まあ、記事に見せかけた広告なのですが・・・

 

内容を要約すると、

お肌のラメラ構造が壊れると、

バリア機能が働かないから、

スキンケア効果を実感できない。

 

そこで、ラメラ構造を直接ケアする

方法を編み出しました。

 

それがラメラ美容法だ、というわけです。

 

 

さて、お肌の角質層は、ラメラ構造を

しているのは事実です。

 

水を油で挟みむ形で、層になっています。

 

今更語る必要はないかもしれませんが、

この水を挟み込んで、ラメラ構造を作って

いるのが、セラミドなわけです。

 

結局、セラミドを何とかしないといけないわけなのですが、

なぜか、コラーゲンと言い出してる記事なんですよね、これ・・・

 

知らないのか、確信犯なのかは

わかりませんが・・・

(広告を作るライターが素人な場合、

よくあることなんですけど)

 

ちょっと酷過ぎるなーと。

まあ、どことはいいませんけど。

 

たまたま、その商品がテレビ通販でやってて、

見てしまったのですが、

 

ツッコミどころ満載ですが・・・

 

普通の一般消費者が見てたら、

欲しくなるんでしょうね。

 

ナノカプセルに、生コラーゲンを撒きつけて、

お肌からの浸透性を高めたそうです。

 

ただ、どう頑張っても、コラーゲンが真皮に

辿り着くことがありません。

 

所詮、角質層止まり。

 

コラーゲンが存在する角質層まで

コラーゲンを入れたかったら、

注射するしかないわけですよね。

 

角質層に入っても、

いったい何をするのやら?

 

一般のコラーゲンは、肌の表面に膜をはり、

保湿作用があります。

 

まあ、使っている人が満足していれば、

別に問題はないんですけどねー

 

 

ラメラ美容法ってなんだ?

とちょっとイラっとした次第です(笑)