イライラしないコツ

いい事は一つもないのに、ついついイライラしちゃいますよね・・・

イライラは、脳内の神経伝達物質である

ノルアドレナリンなどの物質が分泌され、

不快な感情を作り出します。

 

本来は、そこから遠ざかる、

近づかないようにするための

メカニズムなのですが、

 

人間社会、全部避けて通ってたら、

引き籠りになっちゃいます。

(引き籠っても回避は不可能)

 

また、脳は刺激を求める、

刺激を欲しがるという、

相反する欲求があり、

 

脳にとってはイライラもまた刺激なわけです。

そのためついついイライラを繰り返してしまうわけです。

 

これは月読寺住職の小池龍之介氏

の記事で読んだのですが、

 

イライラの元は、

「私をもっと大事に扱って欲しい」

という自己愛によるものだとか。

 

なるほどな~思ったので、

シェアしたいと思います。

 

自己愛が生む3大イライラの原因は

1.丁重に扱われるはず!という「期待」

 

2.私のほうが正しい!という「批判」

 

3.あの人ばかり・・・という「嫉妬」

 

だそうです。

 

「期待」というのは、

私に周囲は気を使うのが当たり前、

という無意識の期待があり、

 

それに反する扱いを受けると、

不当な扱いを受けたと感じ、

イライラするのだとか。

 

周囲に対する「甘え」とも言い変えれます。

 

 

「批判」は、

他者を批判することで、自己正当化を

しているのだということ。

 

最近の若い者は・・・とか、

マナーがなってないな、とか、

常識がないとか、

自分の正しさ、優位性を示すわけです。

 

 

「嫉妬」は言うまでもないかな。

自己愛が強いほど、嫉妬心は強くなります。

その人よりも、自分のほうが優れているのに、

という思いが、結局は嫉妬になるわけです。

 

 

まあ、分かっちゃいるものの、

なかなか苛立ちを抑えれないのは、

人間なんだからしょうがないのかもしれません。

 

ただ、だからと言って我慢するのはNG。

「イライラしてはいけない」と抑え込むと、

イライラと、それがぶつかり合うので、

臨界点を超えると大きな爆発につながります。

 

だからと言って、物に、人に当たり散らすのもNG。

一時的にイライラは発散できますが、

発散が快感になり、よりイライラしやすくなりますので。

 

イライラしないコツとしては、

イライラしている原因を理解すること。

 

客観的にイライラの原因を分析することで、

心は冷静になっていきます。

まして、それが自己愛からだとわかれば、

なおさらの事です。

 

客観視する1つの方法として、

「カギカッコ」に入れてしまう方法があります。

 

例えば、

「私は上司の小言にイラッとしている」

と括ってしまうと、他人事みたいになります。

 

で、なぜイラッとしたのか、

分析しやすくなると思います。

 

そもそも、世の中で唯一完全にコントロールできるのが、

「感情」なのです。

 

逆に感情以外は、あなたの思い通りになること

なんて、ほとんどありません。

 

「いやいや、出来事に対して感情が湧くから、

感情をコントロールなんて無理だ」

 

と思う人もいますが、

我々には出来事を変えることはできません。

 

しかし、感情はどうにでもなるわけです。

出来事に意味を与えるのはあなたの自由。

 

プラスの意味を与え続けるのと、

マイナスの意味を与え続けるのと、

 

あなたはどちらが良い人生を歩めると思いますか?

 

もちろん、どちらを選択するかは、あなたの自由です。