体臭に効くサプリメント

消臭サプリメントについて、あれこれ

シャンピニオン

行政に市場が潰される、

まあ、現実問題、あるわけですよね~

 

上記の新聞は、2009年2月3日に公正取引委員会から、

シャンピニオンを使った商品の排除命令ですね。

 

消臭サプリメントの市場としては、

当時は200億円以上といわれていました。

 

広告も結構目にしたのではないでしょうか?

これくらいの時期になると、加速的に増えていた

ことでしょう。

 

さて、消臭サプリで使われていた原料は

シャンピニオンエキス】と呼ばれる

マッシュルームから抽出されたエキスです。

 

10ヶ国で特許を取れている、

なかなかお墨付きの原料です。

 

元々は介護の現場で使われていたのだとか。

 

シャンピニオンを服用することで、

要介護者の体臭や便臭が軽減し、

介護士の負担を軽減したとかなんとか。

 

それを一般向けにサプリメントにし、

加齢臭などの体臭対策商品として

大々的に広まったわけです。

 

さてさて、一方的に「効果がない」

とのレッテルを貼られてしまったわけですが、

 

ちょっと裏側の話をしてみましょう。

 

当然、メーカーには、

消臭効果についての根拠資料を求められていました。

原料メーカーも、エビデンスを示したわけですが・・・

 

そもそも、公取は科学的根拠を理解できるような

場所ではないわけです。

 

ですから、どんな資料をだしても、

「わからん」

と突っぱねられるわけです。

 

つまり、目をつけられたら、

有罪確定なわけです。

なかなか酷い話ですわね。

 

ちなみに、後日談もあり、

原料メーカー、頑張って裁判で国と戦ったわけです。

で、勝っているんですけど・・・

 

そんなのニュースにはならないので、

誰も知らないわけであります。

 

さて、まあそんなのは後の祭りってやつで、

市場はすっかり冷え込んでしまいました。

 

まず、販社は行政に目をつけられた

物なんて扱えないということで、

シャンピニオンを使用することはタブー

になりました。

 

広告を自粛したので、

市場での認知度が低下していきました。

(消費者はすぐに忘れてしまいます)

 

そして、その市場は石鹸に食われて

しまいました。

 

炭石鹸とか柿渋石鹸とか。

 

そのため、消臭サプリは、

あまり売れない商品になってしまったわけです。

 

空洞化した市場を狙る企業もいましたが、

正直、うまくはいってないようです。

 

さてさて、ぶっちゃけシャンピニオンエキス、

効くのか効かないのか・・・っていうと、

 

効きますよ。

 

本人はあまり分からないとは思いますが。