セラミドサプリメントなんて、昔からあるでしょ?
「食べるセラミドなんて、珍しいですね」とよく言われる
現在、食べるセラミド ナチュセラの素のモニターを募集してますが、
「食べるセラミドなんて初めて聞いた」
「セラミドは食べても効果があるんですね」
などの声をいただいております。
また、売り込みの電話でも同じようなことを言われます。
私自身がサプリメントを専門にしてたので、
かなり違和感があるのですよね。
むしろ食べるもんでしょ?と。
セラミドの原料は昔からありましたが、
なかなかメインになりにくい事情がありました。
①セラミドは高額な原料
セラミドの原料価格は2万~40万と
非常に幅があります。
結局は、セラミドの含有量によって価格が違うわけです。
一番高いのは、マリンセラミド(50%)で300万円/kg。
また、ミルクセラミドは安い。5%くらい。
②配合量が微量でいい
メーカーの推奨摂取量が0.3mg~0.6mgと少量。
メインに添えるにはちょっとさみしい。
③メジャーじゃない
結局、サプリメントの市場ではセラミドはマイナー。
コラーゲンやヒアルロン酸、最近ようやくプラセンタと
いった感じなので、セラミドメインのサプリメントは
売りづらい状況がつづきました。
その対策として、エビデンスの充実をはかりました。
その結果、効果をしっかり出したいという販社で、
サブ原料として使われだすようになりました。
例えば、コラーゲン+セラミドとして、
セラミドで効果を出していく、みたいな。
おそらく、セラミドサプリで一番売れているのは
ソフトカプセルなので、まあ、あそこが作っているのでしょう。
もともと、DHCってソフトカプセル嫌いなんですよね。
ちなみに内容量は
コラーゲンペプチド60mg、セラミド3.5mg、ビタミンC 15mg、
ビタミンE(d-α-トコフェロール)13mg、葉酸200μg、ビタミンB12 60μg
コラーゲンはコレぽっちでは、何の足しにもならなので、
お飾りとして、1カプセルの内容量が250mgなので、
原料キャパは100mgくらい。
となると、セラミド原料が35mgで10%品を使っていると
推測されます。たぶん一丸。米由来だから、100%そうですわ。
まあ、この辺の難しい話はおいといて、
これがいいのか悪いかですが、
非常に高含有であるといえます。
DHCのサプリは安かれ悪かれと思っている人多いですが、
商品としては、かなり真面目にバカ正直に作っています。
まあ、工場泣かせ、原料メーカー泣かせな会社ではありますが。
ですので、商品としてはかなりいいものです。
ちなみに、サプリメントのセラミドは、
全てグルコシルセラミド(糖セラミド)のことです。
で、ナチュセラの素は、確かに変わってて、
セラミドが含まれているわけです。
(グルコシルセラミドも含まれていますが)
分析の結果、薩摩焼酎もろみには、
204mg/100gの遊離セラミド(素肌セラミドです)、
169mg/100gのグルコシルセラミドが含まれています。
グルコシルセラミドではなく、セラミドを直接とる。
これがどれだけの意味があるのかは、はっきりしたことが
いえませんが、
配糖体(糖がついた状態)で吸収されるのではなく、
糖を切り離した状態で小腸から吸収される、という傾向はあります。
例えば、サポニン。
これらはすべて配糖体で、腸内細菌により、
糖が外された状態になって、初めて体内に吸収されます。
また、イソフラボンも同じですね。
ですから、吸収性という意味では、
セラミドを直接とることは、何かしらの意味があると
考えています。
(しかも、ヒト型)
吸収率や吸収速度が速いとか、
再利用率が高いとか、あるかもです。
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