塩分の取り過ぎはアトピーを悪化させる

塩分の過剰摂取は自己免疫疾患を誘発するそうです。

最近の研究で、塩分の取り過ぎは自己免疫疾患

のリスクが高まるとの報告がされているそうです。

 

自己免疫疾患とは、アトピー、喘息、リウマチなど、

免疫が自分の細胞を攻撃することで起こる炎症作用のこと。

 

実験は、ネズミに高塩分の食事を与え続けると、

神経系の自己免疫疾患に関与する、免疫細胞が急増、

そして炎症が進行したとのこと。

 

この実験はマウス実験ですが、

この傾向はヒトのほうが顕著にでるのでは、

との見解だそうです。

(ネズミよりも人の方が当てはまるってこと)

 

さて、厚生労働省が定めている塩分の推奨摂取量が

男性9g未満、女性7.5g未満。

血圧が高い人は、その半分だとか。

 

これってなかなか難しいわけですよ。

 

厳密にこれを守っているのは、

病院か刑務所だけだといわれるくらいです。

 

まあ、最近の病院食は、

一昔前とはずいぶん変わって、

美味しくなっているそうですが、

 

ジャンクフードに慣れてしまった舌には

物足りないと感じると思います。

 

 

普通に食べれば、12~14g、

多いヒトになると、15~20g摂取しているとのこと。

 

特にスナック菓子は、過酸化脂質との組み合わせ

になるので、アレルギーにはかなりマイナスに

働くと思っていただいても、間違いではないと思います。

 

 

摂取を気を付けると共に、

ナトリウムの排泄を促すカリウムを同時にとる

ことも推奨されます。

 

男性であれば、2500mg、女性であれば2000mgが

推奨摂取量です。

 

高血圧の方は、男女共に3500mgだそうです。

 

多い食べ物は、海藻類は基本、多いです。

ワカメとか、昆布とか。

 

あと、減塩なんて必要ないとの主張も

ないわけではありません。

 

むしろ味噌汁を飲め、みたいな内容ですが、

豆味噌には、カリウムが豊富なのです。

 

つまり、相殺してくれるわけです。

 

統計的に、減塩により脳出血の割合が

確実に増えているので、減塩そのものは

無意味ではないと思います。

 

特に食塩と呼ばれる、精製した塩は、

アレルギー、アトピーの原因の1つと

冒頭でご紹介した実験のずっとまえから

言われています。

 

塩を取るにしても、

天然のいい塩をつかいましょう~

 

 

余談ではありますが、

伯方の塩は伯方で作られていると思っている人、

多いですが、

 

あれはメキシコで作った塩を、伯方のにがりを

加えたものであり、天然塩・・・と呼ぶには

抵抗あるところではあります。

 

最近は誤認を与えるとして、指導が入り、

表記してあると思います。