合成ポリマーって?

ポリマー入りの化粧品が嫌われているのはなぜ?

誰が言い出したのか分かりませんが、

合成ポリマーは、肌にビニールを張るようなもので、

汗や油の通り道を塞いでしまい、

肌の老化を早めてしまう。。。

 

というようなことが言われているそうです。

シリコン神話と同じ話でしょうね・・・

 

①界面活性剤で、肌バリアを壊すことで、

中に成分を届ける

 

②壊した肌バリアを補うために、

合成ポリマーで膜をする

 

大雑把にいえば、この2つの内容が

チラホラ、色々なところで目にすることが

できます。

 

ちなみに、どちらも嘘です。

 

 

①肌バリア、つまり細胞間脂質のことですが、

普通は何も通れないので、美容成分を肌に入れる

ためには、肌バリアを壊さなければならない・・・

 

との理屈ですが、

角質層までなら、入るものは入るわけですわ。

セラミドは細胞間脂質の主成分なので、

当然、外から補充できてしまう成分の1つです。

 

それ以前に、肌バリアを壊す界面活性剤として言われている

ものが、結局は乳化剤として配合されているものです。

 

乳化された界面活性剤は油を溶かし込む力はありませんので、

そもそもの、前提で大きな誤解をしています。

 

角質バリアをぶっ壊して、保湿成分を表皮に届ける?

 

 

前提が間違っているので、

当然、後に続く答えも間違っています。

 

合成ポリマーごときでは、

セラミドの代わりなんてできません。

 

どちらかというと、粘性をだしたり、

品質を安定させる目的で配合しています。

 

そもそも、膜貼って、それで何とかなるとは

思っていないわけです。

 

結局、シリコンと一緒で、

足元すくえればなんでもよかったわけで。

 

根拠なんてなくても、

バイラル的に広がれば、

充分成功だったわけです。

 

現に、十分信じている人多いですからね。

 

もちろん、それにより引きつけたお客さんを

オーガニック化粧品、もしくはノンケミ化粧品が

充分満足させれるものであれば、

それはそれでいいとは思います。

 

ただ、本当にそうなのかは、

疑問が残るところではありますが・・・