イエスセット

まあ、独立すると、色々なところから

売り込みの電話がかかってくるようになります。

弊社の場合は、広告代理店か、ＳＥＯ業者ですね。

基本、御断りしますが。

基本、テレアポのお仕事は、

インバウンドとアウトバウンドに分けられます。

インバウンドというのは、

「お電話はこちら」といって、

電話をかけさせるやり方です。

テレビ通販とか折込チラシとかがそれです。

アウトバウンドは

「●●入りませんか？」という

電話での訪問販売みたいなものです。

インバウンドでサンプルを請求させて、

アウトバウンドで売り込むやり方が

通販の王道ですかね。

アウトバウンドは、あなたも経験があると思いますが、

たいてい忙しい時にかかってくるんですよね。

ですから「貴重な時間を奪う者」という感覚が

あると思います。

ですので、断られる確率が高いです。

そのため、精神的な負担はデカいです。

結果、入れ替わりが早い。

ベテランのテレアポってほとんどいないです。

そこで、誰でもすぐにテレアポが取れるよう、

マニュアル化しています。

そのマニュアルを見たことがあるわけでは

ありませんが、いくつかの共通項があるので、

公開させていただきます。

まず、話し方が遅い。

正直、イライラするわけですが、

心理学的に、会話時間と親密さには相関があり、

ゆっくり話すことで、その時間を稼ぐわけです。

また、普段とは違う声を出していることが多いのですが、

これは自分を隠す、嘘をついているのを隠すという心理

状態です。つまり新人さんです。

「丁寧にしゃべる」というふうに教えられているとは

思いますが、普段と違う声を出せとは言われてないはずです。

向こうがイラッとすることをいうと

「あ゛？！」みたいな声だしますから。

やって見てください（笑）

そして、イエスセットを使ってきます。

はい（Ｙｅｓ）を積み重ねていくと、

最終的な質問も、はい（Ｙｅｓ）に誘導しやすくなる

という心理学的なテクニックです。

少しだけお時間大丈夫でしょうか？⇒はい

こちらは御社の商品ですか？⇒はい

売上を伸ばしたいと考えているでしょうか？⇒はい

受注が増えて困ることはないでしょうか？⇒はい

サービスの内容に興味はありますか？⇒はい

弊社と契約しませんか？

みたいな流れです。

これを自然にできればいのですが、

マニュアル通りなので、不自然さ全開です。

「その質問いる？」と思わせたら、

失敗なわけです。

わざと「いいえ」というと、

カチンッとくること言い出しますので、

試してみてください（笑）

やる前提で話を進める。

これも前提導入という心理学的なテクニックです。

やる前提で話をすすめていたのに、最後で「やらない」

というのは言いにくいもの。

話術が上手ければ、その気にさせることもできますが、

新人さんにそれを求めるのか酷です。

だんだん聞いているのが苦痛になってきます。

つまり頭の中で「Ｎｏ！」を出し続けている状況になります。

と、心理学的な手法を取りえれた営業トークが

あるわけですが、大事な事が抜けているわけです。

それは、ラポール（信頼関係）を築くこと。

結局1ステップ営業というのが致命的なミスなわけです。

と、テレアポを解説してみました。

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