社員は全員モルモットです(笑)
とはいえ、実際に試しているとこって、
意外に少ないのが現状。
OEMは沢山の原料メーカーから原料を買って、
それを加工します。
使う前に、原料サンプルをもらいます。
少量であれば、無償でいただけます。
どこまで無償でもらえるかは、その会社との
関係性を表わします(笑)
サンプルをもらったら、私はとりあえず飲んでみました。
味はどうか、臭いがどうか、効果はあるのか・・・などなど。
ぶっちゃけ、原料メーカーの資料なんて、
いい事しか書いてないんだから、それを鵜呑み
にしてはダメです。
ここを怠ると、面白い原料を見つけれません。
ただ、怠る気持ちもわかります。
原料、多過ぎるのですわ。
取り扱っている原料は200~300の間くらい
ですが、それでも市場に出回ってる原料の1/10くらい。
そんなにイチイチ確認なんてやってらんないです。
ただ、市場が求めているのは
「効果のあるもの」
サプリメントは薬ではないので、
効かないことが前提です。
食品ですから(笑)
大きな矛盾を抱えた業界なのであります。
あとは、お客さんをモルモットにしてしまうのも手。
サンプルとして持って行って、飲んでもらうわけです。
ただ、無駄に沢山サンプルを作らなきゃならくなる
リスクと、効かないとやらないみたいな、
ちょっと面倒な案件になりますがね。
<言語解説>
粉混ぜ・・・試作の前段階。
試作機を動かすと、半日仕事になるので、
手作業で混ぜていきます。
味調整はちょっとめんどくさいです。
あと、社員の中には神の手を持っている
人もいるので注意。
神の手とは、指示通り混ぜない、もしくは大雑把なので、
再現性がないことを皮肉って使います。
サンプル請求・・・原料メーカーに原料サンプルとしてもらいます。
新規原料は、面白そうだからってことで、快くくれます。
試作段階で、結構使うものがあるのですが、
そこを無償でもらうのが、開発部の腕の見せ所になります。
失敗すると有償サンプルになります。
その時は痛烈な陰口を言ってます(笑)