化粧品業界あれこれ

ファンケルがキリンの子会社となるってのが話題となっていますが、 そんなファンケルが今最も力を入れているのがチオレドキシン。 チオレドキシンって何? チオレドキシンとは105個のアミノ酸から構成される低分子量の酸化還元タンパク質で、 すべての生物に存在しています。

アルビオンとお茶の水女子大の共同研究での研究成果となります。 Endoplasmic reticulum stress inhibits adipocyte differentiation of mesenchymal stem cells

ナリス化粧品の研究のお話になるのですが、 角栓にはケラチン17というタンパク質が含まれており、 ケラチン17の増加にはアクネ菌が関与していることを 突き止めたそうな。 で、ケラチン17の発生を抑制することができれば角栓が減るだろうという考えから ケラチン17を抑制する独自の成分を作り出したそうな。 それがダイズエキス。...
上図はイチジク果実エキスを0.5%添加することで β-グルコセレブロシダーゼ遺伝子 (GBA)の発現が1.32倍になったをとを 示している図となります。 GBAは糖セラミドから糖を取り除く酵素になります。 これ、何を調べているのかちゃんと理解している人って少ないのかなー と思ったので、ちょっと解説していこうと思います。...

トリスヒドロキシメチルアミノメタン、略称トリス。 化粧品表示名称はトロメタミン。 医薬部外品では2-アミノ-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール

なんとも不思議な図ではありますが・・・ ノンシリコンシャンプーなのにシリコンシャンプーと使用感が変わらないのはなぜ? その理由は界面活性剤で髪をコーティングしているからなのだ! ってな主張。 うーん、大丈夫か?

異性化糖とはブドウ糖と果糖が混在した液体のことで、 高い保湿性があることから化粧品でもよく使われます。 アミノ酸の一種であるリジンと強く結びつくことで、 長時間保湿効果を示します。 また、化学的に結びついているので、洗顔しても洗い流されることはないです。
ナチュセラソープとナチュセラローションに界面活性剤は 入っていますか?とのご質問がありまして。 昨今は「界面活性剤ガー」という過激派は見ないなーと思っていた わけですが・・・

ノンシリコンシャンプーは主流となって久しいわけですが、 別にシリコンは普通に使われており、それをみんな容認しているんだなー と改めて思った次第。 ノンシリコンシャンプーが流行った背景には、某大手のシャンプーに 従来よりも大量のシリコンを入れ、それをガンガンCMしたことで バカ売れしたってことがあったんですよ。...
なんかグリチルレチン酸ステアリルが入っているリップクリーム最高! っていっている人がいまして。 まあ、個人が何使おうが自由ではありますが、個人的には あんまりおススメできない類の商品だなーと思ったわけです。 リップクリームは基本的に、口に入るものと考えたほうがよいです。 飲み食いした際には一緒に入ってしまいますし、寝ているときに...

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