化粧品業界あれこれ

新生児から使える化粧品ねえ・・・ 恐ろしいことしよる。 化粧品を販売している会社って基本的には赤ちゃんに使わせたくはない と考えています。 ぶっちゃけ、何が起こるかわからんし、何か起こった時に責任とれないからね。 しかも大事な我が子に何かあったら、因果関係がなくとも激怒するでしょ? リスクが大きすぎて、旨味がないわけさね。...
最近、マジか!?って思う商品多いなー 尿素を高配合したシャンプーってのがありまして。 ちょっと前に尿素クリーム(ハンドクリームとか)を髪につけると 髪が柔らかくなるってことで、流行ったことがありました。 まあ、確かに柔らかくはなるんですよ。 なるけど、長期使い続けると髪質が悪くなるとのことで、 現状は下火になっています。...
AIの技術進歩は目覚ましく、様々な分野で利用されるようになっています。 加害者から被害者への謝罪の手紙もAIに作らせる時代ですからねぇ・・・ ついこの前までは、「そういう時代が近いうちにくるかもね」なんて 話をしていたのに、もう来ちゃってるわけで。 実際にこんな使われ方しているってのをご紹介していこうかと思います。...
エクソソーム(Exosome)。 聞きなれない言葉だとは思いますが、化粧品業界では 流行っているといってもいいかな。 幹細胞が医療業界で注目を集めていた時期に、幹細胞培養液が 流行したのと同じ現象です。 医療業界でもエクソソームが熱いわけ。 エクソソームとは何かって話ですが、直訳すれば細胞外小胞。 細胞から分泌される50-150 nmの顆粒状の物質で、...

フリーズドライ製法は、凍結させたものを真空状態に置き、 水分を昇華させ乾燥させる技術です。 水は圧力をかけると沸点が下がります。 高い山の頂上とかではお湯が90℃とかで沸騰するわけです。 真空状態ってのはその最たる状態で、氷が気化します。 固体から気体になることを昇華といいます。 食品ではずいぶん前から行われており、...

ベルガモットの精油にはフロクマリン類が含まれており、 紫外線と反応することで光毒性を示します。 0.4%から顕著に反応が見られ、精油の中ではトップクラスに 光毒性を示します。 ベルガモットは香水のトップに使用され、 上品な香りでとても人気があります。 また、リラックス効果もあるといわれ、精神的にも プラスに作用することが期待されます。...

化粧品原料にプロテアーゼを使用することができますが、 正直言って、あんまりおススメはできません。 プロテアーゼとは何か?って話ですが、 タンパク質分解酵素の1つです。 タンパク質をペプチド、アミノ酸へと分解する消化酵素の1つです。 プロテアーゼはウイルスをはじめ、あらゆる生物に存在しています。...
非常に興味深い製品があって、医薬部外品で有効成分を 5つも配合している育毛剤があったんです。 スゲーなと思っていたら、6つとかあったので、育毛の部外品は この辺緩いのかもなー 育毛ってのは、あくまで今ある毛を育てるってことで、 新たに生やすものではないです。 医薬部外品は効果を担保しているものではなく、...
一時、炭酸が流行って、何でもかんでも炭酸入れるみたいな時期がありました。 例に洩れず、炭酸シャンプーなるものも出てきました。 ただ、問題点がいくつかありまして、加工先が限られており、 しかもロットが大きいという問題。 加工賃も高めと予算の問題が挙げられます。 経済ロットは10000個からですからねー...
①合成香料高配合のシャンプー 「においがよい」ということで非常に高い評価をされている シャンプーがあったんですよ。 販社も前面に「香り」を押し出しており、こだわり抜いたのでしょう。 成分表を見て驚いたのが、香料が1%以上入っていたわけ。 普通は香料って成分表の最後のほうに書かれます。...

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