紫根エキスの有効成分の1つであるシコニン。 これがアポトーシスやオートファジーに作用するとのことなんですが、 メカニズムが非常に難しい話で・・・ シコニンはPI3K/Akt/mTORシグナル伝達経路を介して アポトーシスやオートファジーを誘導するってことが確認されています。 この段階でよくわからん。 PI3K・・・ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ...
セファランチンはタマサキツヅラフジの塊根から抽出されたエキス。 丸善製薬からセファランチンNという製品名で販売されています。 医薬部外品でしか使えない成分なのでノーマークだったのですが、 効果はかなり高いです。 なんであんまり使われていないのか? 不思議に思うほどの効果が期待できます。
ヒトサイタイ血幹細胞順化培養液の表記ができるのは ホルスの原料が唯一無二となっています。 ホルスはEGFをはじめとする成長因子関連が得意で、 現段階でもEGFが化粧品で使えるのはこの会社の功績が大きいです。 もともとはプラセンタが主原料で、サイタイエキスを扱う唯一の会社でもあります。...
プロピレングリコール(PG)は昨今あまり使われない傾向になります。 風評被害が酷くて、追いやられた不憫なやつです。 そんなPGがほとんどを占める化粧品があってねえ。 97~99%がPGなんよ。 まあ、一応理由があって、アスコルビン酸を使っているんです。 アスコルビン酸=ビタミンCです。...
ゴヨウマツ種子油の原料売りを始めました。 ゴヨウマツ種子油の択づけと使い方を話していこうかと思います。 ゴヨウマツ種子油には特殊な脂肪酸が含まれています。 ピノレン酸と呼ばれるもので、γリノレン酸の異性体になります。 松の実油にしか含まれていない脂肪酸になります。 なんかボラージオイル(ルリジサ種子油)を薄めて20mLで1万円超えて...
DSM社から販売されているETERWELL™ YOUTHについてのご紹介。 去年の夏頃入ってきたばかりなので、取り扱ってるところはわからん。 ETERWELL™ YOUTHは老化細胞を除去する効果が確認されています。 表示名称はエピロビウムフレイスケリ葉/茎エキス 推奨量は1~3%
昨今のトレンドになっています、気分を上げる系のお話。 誰が言い出したかわからないのですが、使用時の「感覚」というものを 意識してデータを取る原料が増えてきています。 最初はエンドルフィンとかセロトニンとかの脳内物質の血中濃度が 増加するっていう、割と客観的データに基づいていたんですが、...
ボラージオイルをメインとした商品がありまして。 正直、久々に見たなーと。 確かに素晴らしいオイルで、起業したばかりのときは 惚れ込んで絶対使いたいって原料でした。
ニンジン小胞という名で売られている原料があるんですが、 韓国の原料メーカーが出しているようで。 ICP EPOTF Exosome Carrot(エポティフ エクソソーム ニンジン)という原料になります。 エクソソームとは何かというと、細胞から分泌される50-150 nmの顆粒状の物質で、 細胞膜の中に核酸、タンパク質が含まれたものになります。 細胞間の情報伝達物質といった感じかな。...
サティス製薬が開発した新原料セラ・フラ。 原料開発力がかなりエグイ。 いつの間にかラインアップが凄い数になってる・・・ 化粧品OEMで東洋新薬のポジションを狙っているのかねえ? いや、もうすでにその位置にいるか。