2023/01/26
Comparative Study on Epidermal Moisturizing Effects and Hydration Mechanisms of Rice-Derived Glucosylceramides and Ceramides
富山大学理事/副学長(分子病態検査学講座)の北島勲氏、 佐賀大学分子生命科学講座分子医化学分野准教授の布村聡氏らの 研究グループによる研究発表になります。 Periostin activates distinct modules of inflammation and itching downstream of the type 2 inflammation pathway 要するに、アトピーで痒みを引き起こす原因となるタンパク質を発見し、...
医薬品の開発するためには、治療したい病気を発現している マウスを遺伝子組換えで作るってことは、まあ日常的に行われています。 先天性に高血圧のマウスを作ろうと、色々と遺伝子を弄っていたら、 偶然にも「早老症」を呈する突然変異マウスが出来てしまったそうな。 その突然変異マウスはヒトの老化に良く似た多彩な症状を表し、...
REVERSKINとは、ポリネシア産のシダ植物由来のエキスです。 シダ植物ってのは種子を作らず、胞子で繁殖する植物になります。 シダ植物のエキスはかなり珍しいです。 シダ植物ってほとんど虫に食べられることがないんですが、 その理由がエクジソンという物質を含んでいるからなんです。 エクジソンとは昆虫および甲殻類がもっている変態ホルモン。...
30分でシワ改善効果があると謳っていたので、 なんのこっちゃと思って調べてみました。 ニコチアナベンタミアナという植物内にヒトⅠ型コラーゲンの遺伝子を 環状RNAに組み込んだものをぶち込み、植物内でヒト型コラーゲンを 産生させ、それを精製して回収したものになります。 正確にはヒトのⅠ型コラーゲンの断片になります。...
界面活性剤って悪者扱いされることが多々あるわけですが、 今回のはだいぶ変わっているというか・・・ 「PEG系界面活性剤は製造過程でダイオキシンが発生するから 使っている化粧品は使うべきでない」 との主張をしている輩がおるんだとか。 PEG(ポリエチレングリコール)の重合体で、 図のnの部分に入る数字、つまり繰り返しの数で、性質が異なります。...
すごい原料をご紹介。 なんとレチノイン酸を誘導する原料です。 原料名はHyRetin(ハイレチン) Contiproというチェコ共和国にある会社の原料になります。 表示名称はレチノイルヒアルロン酸Na 通常使用されるのはレチノール、もしくはレチノール誘導体なわけです。 レチノールは体内で代謝されてレチノイン酸になります。
殺菌剤の「イソプロピルメチルフェノール」が洗い流さない化粧品に入ってるのですが、 使用する事で起こる懸念はあったりしますか? ってなご質問がありました。 殺菌剤ってことで、常在菌を善玉、悪玉関係なく殺してしまうので、 肌の菌叢が荒れるのでよくないって人もいれば、 影響が出る濃度入っていないから気にする必要はないって人もいて、...
安定型ハイドロキノンとはなんぞや? ハイドロキノンは高い還元性があり、美白効果があるといわれていますが、 その高い反応性から、非常に不安定な物質となっています。 酸化してしまえば、還元性はなくなりますし、 紫外線に当たると構造変化を起こして、非常に毒性の高い成分になります。 また、刺激性も高く、扱いがとにかく難しい。...
カルピスから面白いものがありまして、枯草菌を使ったサプリメントを 販売してるんですよねー 枯草菌ってのは、学術名Bacillus subtilis。 土壌に一般的に存在しており、空気中にも存在している、 まあ、どこにでもいる菌。 芽胞を形成し、芽胞はあらゆる耐性が高くなるので、 除去するのが非常に難しい菌になります。...