話題の発酵化粧水買ってみた

コスパは最強かもしれん

某ドラッグストアのオリジナル化粧品ってのが話題らしい。

場所によっては売り切れているとかなんとか。

あんまりアピールされていなかったので、探すのに手こずりましたが、

近所の店舗では普通に買えました。

 

厚生産業のコーセーフードの原料であるアスペルエキスゴールドを

高配合している化粧水で、「発酵」を冠して販売しています。

厚生産業は漬物とか甘酒などの発酵食品をOEMしている老舗。

長年培われた発酵技術を駆使して作られた化粧品原料の1つが

アスペルエキスゴールドになります。

 

玄米を麹菌で限界まで発酵させることで、900種類以上の成分を含み、

機能性のあるペプチドを多数含んだエキスにしています。

 

菌の培養って無限にし続けるわけではなくて、どこかで頭打ちになります。

培養液に対する菌の密度が上がり過ぎる、栄養素を使い切って足りなくなる、

排出物が増えすぎるといったことが原因でそれ以上増えないって状態になります。

 

普通はそこで培養を止めて、培養液をろ過して回収するんですが、

アスペルエキスゴールドはそこからさらに発酵をかけるわけです。

食べるものが無くなって、菌が餓死するまで続けた結果、

分子量が500を切るくらいまで分解が進みます。

 

分子量500ってのは真皮まで届く大きさ。

トリペプチドがこれくらいの大きさになります。

 

肌に必要な成分を網羅し、さらに機能性の高いペプチドを何種類も含んでいます。

 

効果はまさに万能ではあるのですが、その中でもオートファジーを活性化作用は

目を見張るものがあります。

 

原料はピカイチ。

配合量も申し分ない。

価格も非常やすく、コスパ最強。

 

神化粧水のはずなんですけど・・・

 

本来、アスペルエキスゴールドは素材の持ち味を活かす使い方が

最も活きると思うんですよ。

なんか余計なことして、良さを殺してるように感じたかな。

まあ、大きなお世話でしょうけども。

 

完全に個人的な好みの話でしかないのですが、

改めて気づいたことを書いていこうと思います。

 

まず、香料嫌い。

合成香料はやっぱ苦手です。

前職で香料食い過ぎて、においだけで味を連想しちゃうんですよ。

香料の味を知っているが故の弊害です。

 

原料臭を隠さずやっているので、逆に原料臭があった方が

安心するまであります。

今回新たに発売してナチュセラローションS.Eはすんごい原料臭がするんですが、

多分苦手って人は一定数いることでしょう。

ただ、個人的には香料で誤魔化すよりもずっと良いと考えています。

 

まあ、精油は高いので、においをマスキングするために

原価を割くってのはこの価格帯では無理な話ってのは重々承知しておりますが。

 

合成ポリマーもやっぱ苦手。

ずっと肌の上に乗っている感が凄い嫌。

 

フコイダンエキスとかスイセンジノリ多糖体とかは全然平気なんですけどね。

 

人によってはずっと潤っているって感じるのかもですけどね・・・

べたつく感がずっとあるんよ。

肌が乾燥していれば、もっと違った感想になるのかねえ?

 

 

化粧品は料理に例えられることがしばしばありますが、

素材が一緒でも調理法の違いで、全然変わるなーというのを

改めて実感いたしました。

 

決して悪い物ではないのですが、いや、むしろいい物なんですけど、

感性が合わないっていうのかねえ。

 

あくまで個人の感想です。

多くの人はむしろ「好き」と感じるのかもしれません。

だとしても、我が道を行くことを曲げる気もないです。

 

 

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