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黒麹もろみ粉末、何気にすごいかも

エビデンスないねんけど

ナチュセラの素(黒)がすごく良いって感想をいくつかいただきました。

こういうのって、不思議と被るんですよね。なんでなんでしょうね?

 

ナチュセラの素で使用していた、焼酎もろみ粉末は

成分分析をしっかりしてあって、エビデンスもしっかりあったんです。

本来は破棄するものを利用しているってことで、価格も非常に安い

神原料ではあったのですが、残念ながら廃盤に。

海外での引き合いがメインだったそうですが、国際市場の流れ的なやつで

継続は難しいと判断したとかなんとか。

 

で、その代替品として採用したのが黒麹もろみ粉末。

泡盛を作る際にでる、いわゆる泡盛粕を粉末にしたものです。

 

多種多様な成分

甘酒って米を麹で発酵したものになりますが、

甘酒には400種類を超える成分が含まれているといわれる

いわば完全食です。

 

泡盛粕も米(タイ米)を麹(黒麹)で発酵したものです。

泡盛自体には栄養成分はほぼなく、泡盛粕にほとんど残されます。

つまり、甘酒に匹敵するくらいの成分が含まれていると考えられます。

 

違いとしては、甘酒には甘味となるブドウ糖が存在しますが、

お酒はこれをアルコールに変換するので、糖分がぐっと少なくなります。

ただ、焼酎もろみ粉末にはオリゴ糖類が結構含まれていたので、

黒麹もろみ粉末にも含まれていると思われます。

 

 

麹菌は生き物であり、細胞でできています。

ですので、細胞を構成する成分が含まれます。

DNAやRNAなどの核酸、ADP、ATPなどのエネルギー物質を含んでいます。

まあ、このへんは肉だの野菜だの取ってれば自然に取れるものですけどね。

 

ビタミン、ミネラルも含まれています。

ビタミンB群が特に多いかな。

ミネラルは亜鉛、カリウム、カルシウム、鉄、マグネシウムなどなど。

 

アミノ酸も豊富で一部がペプチドになっている状態です。

アミノ酸はタンパク質を構成する最小単位です。

ペプチドはアミノ酸が2個以上くっついたもの。

伝達物質として機能します。あるものは血圧を下げ、

あるものはコラーゲンの生成を促し、あるものは副交感神経を刺激したりと、

まあ、物によって様々な作用を示します。

 

有機酸としては、クエン酸を多く含みます。

クエン酸はクエン酸回路と呼ばれるエネルギー産生に関わる部分に

必須の成分であることから、疲労回復に効果があるとされます。

 

他にも酢酸、コハク酸、リンゴ酸、酪酸、プロピオン酸などを含んでいます。

 

 

酵素が生きてる

酵素を取るとよいって話は聞いたことがあるとは思いますが、

酵素ってのは生で食べればだいたい摂取することができます。

生野菜とか果物とかね。

 

で、麹菌も生き物ですので、生きていれば酵素も生きています。

焼酎もろみ粉末のときは熱殺菌していたので、酵素も失活していましたが、

黒麹もろみ粉末は熱殺菌していません。

ぶっちゃけ、黒麹菌は生きています。

 

ですので、普通に酵素活性があります。

 

なぜ、酵素を取るとよいのかって話ですが、

1つは酵素寿命説ってのがあって、生涯生産できる酵素には限りがあり、

満足に酵素を作れなくなったら死ぬといわれています。

酵素を外部から取りいえることで、体内酵素を節約できるというわけ。

 

消化酵素のように直接的に働く場合のほか、

酵素を作る素材として簡単に利用できるので、

1から酵素を作るよりも省エネで酵素を作ることで、

体内酵素を節約することに繋がります。

 

体内酵素は3000~5000種類あるとされますが、

麹の作る酵素はヒトとほぼ変わらないといわれています。

酵素という観点からも、この黒麹もろみ粉末は意義があるというわけ。

 

 

セラミド

ナチュセラの素といっているのは、天然ヒト型セラミドは

元々は焼酎粕から抽出していたんです。

まあ、今は醤油粕から抽出しているんですけどね。

 

つまり、セラミドが含まれているわけ。

焼酎もろみ粉末はグルコシルセラミドの量を規格されていて、

従来のセラミド原料では圧倒的最安値を記録していました。

もちろん含有量は他のセラミド原料と比較すれば

微々たるものではありますが、セラミドあたりの価格でも

圧倒的に安かったです。

 

黒麹もろみ粉末は残念ながらグルコシルセラミドを規格はしていませんが、

まあ、含まれているのは間違いないでしょう。

多いってことはないかもしれませんが、似たような量は入っていると

考えてもよいかと。

 

また、微量ではありますが遊離セラミドも含まれていると思われます。

 

 

特有の成分

麹菌特有の成分ってのがあります。

1つは14-デヒドロエルゴステロール。

これがどういう経緯で作られるのかはよくわからんけども、

穀物を麹で発酵したものに多く含まれるそうな。

アルギナーゼ 1という尿代謝に関わる酵素を活性化させるといわれます。

 

独特のポリフェノールが存在しているともいわれています。

抗がん作用があるとかで研究されていますが、

正直なところ、まだまだよくわかっていない成分。

 

一説には油溶性のポリフェノールだといわれており、

オリザノールに近い性質があるとか。

 

あとは黒麹菌の特徴でもある黒い色素。

あれはチロシンがチロシナーゼでメラニンになったものです。

 

これを取ったところで、肌が黒くなることも、

白髪が黒くなることもないです。

メラニンを摂取する機会はほぼないので、

どのような作用があるのかはわかりませんが、

黒麹独特の成分であるのは間違いないです。

 

 

色々並べたてましたが、エビデンスはないです。

まあ、入っているだろって感じです。

 

成分の種類は非常に豊富ではありますが、

アミノ酸、クエン酸以外は微量です。

ただ、たくさん摂取すれば、その恩恵は受けることができます。

 

1日2粒を目安にと入っていますが、4~6粒くらい取ると

効果を実感しやすいのではないでしょうか。

 

この時期だと疲労回復効果が分かりやすいかな?

疲れが残りにくいとか、夜の寝付きがよいとか・・・

お求めやすい価格に設定しているので、是非一度試してみてください。

 

 

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