植物油が病気の原因?

油を変えると健康になる

植物油は超危険!アトピー、ガン、糖尿病、認知症等の原因に・・・

という過激的なタイトルの記事を見ました。

植物油と一括りにしてしまうのは語弊があるかな~


油は必須な栄養素でして、全くとらないのは問題外。

ただ、現代人は油を取り過ぎているのもまた事実。


さて、植物油と一括りにしてしまうとすべての油がダメってことになってしまいます。

今流行りのココナッツオイルだって植物油ですからね。


何が問題かというと、ω6系の油、特にリノール酸の取り過ぎが問題を引き起こします。

アトピーはリノール酸を断つだけで、ずいぶん改善するとさえ言われます。


ω6系の油は、コーン油、ダイズ油、ゴマ油、綿実油、紅花油、ヒマワリ油など。



で、具体的になんで問題が起こるかというと、

①過酸化脂質

加熱した油は、酸化して一部が過酸化脂質となります。

これは動脈硬化の主原因の1つとされるものです。

酸化力が強く、体内の抗酸化物質の多くを食いつぶし、

それでも足りなければ細胞を傷つけます。


②アクリルアミド

澱粉を多く含むものを高温で揚げた場合に発生する、発がん性の疑いがある物質。

過酸化脂質に比べて少量なので、問題ないとみなされていますが、

実際はどうなのかは定かではありません。


③トランス脂肪酸

マーガリンやショートニングに多く含まれる人工脂肪酸。

自然界にはほとんど存在しない物質で、悪玉コレステロールを

著しく上げるといわれます。

世界的に規制がかかっている物質です。


④ω3とω6のバランス

どちらも必要な油ですが、現代人は明らかにω6の量を取り過ぎています。

その結果、アレルギーやアトピーが増えたと言われます。



ω6系の油を使うと、これだけの弊害があり、

いっそ、断ってしまったほうがいいという話になるわけです。


さてさて、ではどうすればいいかというと、

まずは揚げ物を摂取する回数、量を減らしましょう。

加熱した油は害になると考えても差し支えありません。

スナック菓子とかもダメですよ~


続いて、摂取する油を変える。

オレイン酸を多く含むオリーブ油とか菜種油とか。

(これらはω9系)

えごま油とか亜麻仁油のω3系の油にするのが理想ではありますが、

これらの油はお値段がね~


最近流行のココナッツオイルは飽和脂肪酸。

動物脂に近いのですが、体温で液体であることと酸化しにくい特徴があり、

動物脂のような弊害が起こりにくくなっています。

また、ω3、ω6のバランスに影響を与えないのもよいです。


あとは、肉食を魚に変えるだけで、ω3系を摂取しやすくなります。



美容面で触れておくと、

アトピー、アレルギーの原因となるということは、

体内で炎症が起きやすい状態になっているということ。

リノール酸が悪いと言われるのは、リノール酸がアラキドン酸になり、

アラキドン酸カスケードと呼ばれる炎症反応を起こりやすくするため

だと言われています。


つまり、敏感肌の原因にもなっているわけです。

ちょっとしたこと・・・季節の変わり目で肌が荒れる、

花粉で荒れる、化粧品で荒れる・・・

もしかしたらリノール酸の取り過ぎが原因かも。



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