毛根細胞を培養して移植?!

毛の話が続きますな。。。

6月27日に東京医科大学や資生堂などが、中年以降に薄毛となる脱毛症の患者の、

毛髪を再生させる臨床研究を今年から始めると発表しました。

 

さっくり説明すると、

毛根細胞を培養して、その本人に移植して、

毛を生やすっていうことをしようとしているそうな。

なんかすごい話ですよね。

なんか夢があるといか。

 

まあ、完全に毛根がなくなってしまったら

どうしようもないですがね。

 

 

毛球部毛根鞘細胞と呼ばれる毛髪の根っこ周辺にある頭皮の細胞が、

毛髪を作るもとになっていることに着目し、患者の後頭部から、

毛根鞘細胞だけを取り出して培養によって増やし、

患者本人の頭部に移植する計画だそうです。

 

臨床研究は男女約60人が対象。約3年かけて、患者の薄毛が解消されるかなどを確かめるそうです。

 

まあ、おそらく動物実験では成功しており、

ヒトにも有効か、副作用などの弊害はないか

という確認をする段階だと思われます。

 

 

従来の技術なので、特に難しいことはないと思います。

問題なのは実際に効果があるかないか、

毛が生えてくるかこないかってことになってきます。

 

正直、この市場はデカいです。

医薬品の育毛剤でも満足のいくものでは

決してないわけで。

 

確実に生えてくるなら、物凄い需要が見込めます。

 

更にカツラなどの市場も食ってしまうので、

今の市場規模よりも遥かに大きくなることでしょう。

まあ、それを見越してってことなのかな。

 

自分の細胞ですから、拒絶反応を示すこともないでしょうしね。

 

iPS細胞を使って毛を作ると1本100万円くらいかかるそうですが、

自分の細胞を培養して移植するだけですから、

まあ、現実的な価格でできるんじゃないかな?

 

進行具合にもよるとは思いますが、

1回あたり100万円くらいでできれば御の字かな~

これが現実的かどうかはわかりかねますが、

整形するくらいの金額にはなると思います。

 

これが成功したら、今度は肌なんだろうな~

自身の肌細胞培養液を完全オーダーメイドで作る

ようなサービスがでてくると予想しています。

 

10代、20代の肌細胞を採取していれば理想でしょうが、

細胞の若返りくらいはできると思うので、問題はないか。

紛れもなく肌に必要な成分、しかも自分にとってのが含まれている

わけですから、効果は高いでしょうね。

 

もっとも、表面だけをどうのこうのしても、

そこまで大きな効果はないとは思いますが。

 

それに、かなりのお値段になるとは思います。。。

 

近い将来、化学的であった化粧品が生物学的になっていくのかな~

なんてことを思ったり思わなかったり。

 

 

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