マキベリーエキス

スーパーフルーツと呼ばれるものの1つです

以前にブルーベリー市場に風穴を空けてやろうと取り組んだことがある素材、マキベリー

あれから5年以上の年月が過ぎていますが、少しは認知されてきたのかな?

大手メーカーに売り込みを社を挙げて行いましたが、結局不採用でした。

だからこそかな?なんとなく愛着があります。

 

マキベリーはチリのパタゴニアで自生する植物の木の実です。

暑くて紫外線の強い地域なので、強い抗酸化力をもっています。

 

スーパーフルーツがブームになったときは、

あのアサイよりも凄いってことで、知っている人はいるかもですが、

まだまだマイナーな部類です。

 

名前からもわかるように、ベリー系のもので、アントシアニンが豊富。

アントシアニンといえば、ブルーベリー(ビルベリー)が有名です。

つまり、アイケア商品にはもってこいってわけです。

 

原料の製品名はDELPHINOL(デルフィノール)

マキベリーエキス100%、特殊抽出で高濃度のアントシアニン量を誇ります。

アントシアニン35%以上、デルフィニジン25%以上を規格しています。

デルフィニジンとは、アントシアニンの一種で、抗酸化力が特に強い成分です。

つまり、アントシアニンのうち、半分以上はデルフィニジンなわけです。

 

その為ORAC値は25000(μmoleTE/100g)を超え、あらゆる活性酸素への有効性が示されています。

 

とはいえ、デルフィニジンとか言われてもピンと来ないだろうし、

ORAC値なんて謳うだけで薬事法云々って言われますからね・・・

なかなかブルーベリーやビルベリーよりも凄いんだよーというのは伝わらないわけで。

 

あと、デルフィニジンは他のアントシアニンに比べ、

吸収性にも優れているんです。

水に溶かすとその分散速度が目に見て早いのがよくわかるくらい。

 

活性型アントシアニンとか言っとけばわかりやすいかな~

 

今ではマキベリーをフリーズドライしただけのものとか、

割と安価なものがでているので、この辺と混ぜて使えば、

コストの問題も解決できるかな。。。

 

あとは糖の吸収を阻害するので、ダイエット系にも使えるそうな。

一昔前ならダイエットサプリが出ていたことでしょう。

 

 

で、このマキベリーエキスは化粧品原料にもなってるんですよね。

なんでも育毛効果があるそうです。

ちなみに原料メーカーはおなじみオリザ油化。

欲しい原料はだいたいここで揃うな・・・

 

表示名はアリストテリアチレンシス果実エキス。

まあ、メインで入れたら紫色になりそうですけどね(笑)

アントシアニンって結構色つきますから。

 

ただ、pHによって色が変わるらしく、

酸性では赤で中性で紫、アルカリは緑色になるそうです。

緑っぽくなったら何だか台無しですね。

石鹸に使ったら緑っぽい石鹸ができあがるみたいです。

 

シャンプーに使うとなると、弱酸性なので赤っぽい色がでるのかなー

(まあ、そこまでの濃度は入れれないだろうけど)

 

 

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