鉄分不足がうつ症状を引き起こす!?

原因は隠れ貧血?

見逃されがちな女性の病気として、

貧血が挙げられます。

 

その貧血がうつ症状を作り出している

可能性があるのだとか。

 

なんとなく元気がでない、

気分が塞ぎ込む、

疲れやすい、

イライラする

 

一見、うつのようなその症状、

実は鉄分不足かもしれません。

 

血中に鉄分が不足している状態が貧血なわけですが、

貯蔵鉄と呼ばれるフェリチンが不足すると、

うつ病のような精神症状を招くのだとか。

 

フェリチンとは、鉄を貯め込んだタンパク質

のことです。

 

多過ぎても、肝炎やその他の腫瘍の疑いになるので、

多けりゃいいてもんでもないのですが・・・

 

さて、ではなぜ鉄分が不足すると、

うつっぽくなるのでしょう?

 

実は、多くの神経伝達物質を

合成するのに、鉄が必要になるからです。

 

セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなどなど。

 

うつ病がこれらの神経伝達物質が不足することで起こるなら、

鉄不足で、これらが作れなければ、同じことが起きます。

 

これが鉄不足により引き起こされるうつ症状の正体です。

 

ちなみに、月経のある女性の半分以上は、

鉄不足であると言われます。

 

ダイエットなどで、偏った食事、

肉や魚を避けていると、より不足しやすいです。

 

理由は、野菜などに含まれる鉄分は、

吸収されにくいのに対し、

動物性の鉄分は吸収に優れているからです。

 

食事でとることも大切ですが、

サプリメントでとることも

有効な手段です。

 

1日の摂取推奨量は、

月経なしで6mg、ありで10.5mg

と言われます。

 

レバー(豚)100gで13mgくらいです。

レバ刺しくいてー(意味なし)

 

補足ですが、鉄分取るなら、

ヘム鉄がオススメ。

 

動物性の鉄分ですね。

非ヘム鉄と比較すると、

だいたい5~8倍くらいの

吸収率に差があります。

 

なんかやる気でないなー

テンション上がんないなー

という方は、是非試してみては?