天然ヒト型セラミドがなぜいいのか?

超長鎖ファイトセラミド

さてさて、原料メーカーから資料が送られてきました。

 

珍しい・・・

 

一番最初に天然ヒト型セラミド使って

製品化したにも関わらず、

結構蔑ろにされてますからね(笑)

 

率先して資料出してきたの

はじめてかも(爆)

 

結論から言えば、

なぜ、天然ヒト型セラミドが優れているか、

という理由について、

 

1.複数のセラミドを含んでいる

これは従来から言っていることですね。

元々、ヒトのセラミドは342種類あり、

非常に多彩であり、

 

天然ヒト型セラミドは50種類含まれている、

というもの。同定されたのが20種類とのこと

 

2.長鎖脂肪酸が多い

これは、大きな声では言えないのですが・・・

 

衝撃な試験結果がでてまいた。

セラミドはバリア機能の要です。

セラミドがあるから、外界からの刺激から肌を守り、

体内の水分の蒸散を防ぎ保湿しています。

 

合成のセラミド、つまり脂肪酸が短いセラミドを

塗ると、バリア機能が低下する・・・と。

 

ちょっとピンとこないですよね。

 

まあ、原料メーカーの資料なので、

敢えて差を出すように努力して頂いてる

のでしょうが・・・

 

それを差し引いても衝撃的な話です。

 

セラミドはスフィンゴイドと脂肪酸でできています。

この脂肪酸が長いもの割合が肌に多いほど、

肌のバリア機能は高くなります。

 

逆に、脂肪酸の短いものの割合が増えるほど、

バリア機能が低下していきます。

 

で、何がいいたいかというと、

合成のヒト型セラミドを沢山含んだものを

沢山塗ると、短い脂肪酸をもつセラミドが増え、

結果、バリア性が低下する・・・

 

ということです。

(実際の試験データもそれを示唆していました)

 

つまり、セラミド何%配合なんていってますけど、

それって、肌のセラミドのバランスを崩してない?

という危険な発言なわけです。

(うん、これ以上はヤバイな・・・)

 

3.水酸基が多い

天然ヒト型セラミドは水酸基(OH)を

4つもつセラミド6Ⅱが豊富。

また、特殊な5つもつものもあり、

膜構造の安定化に寄与しています。

 

この3つの条件を満たすセラミドが、

本当に効果のあるセラミドであり、

 

それが天然ヒト型セラミドだ、というわけであります。

 

「それでもまだ、合成品使います?」

という原料メーカーの強気な発言なわけですね。

 

ナノ化してるとか、種類が何種類入ってるか、

というよりも、長鎖脂肪酸の割合はどうよ?

という方がはるかに大事であるわけです。