プラセンタがアトピーに効く?

どうして急にプラセンタ?

たまたまですかね?

 

アトピーにプラセンタがいいって

記事が立て続けに出ているのを見ました。

 

あまりに同時にだったので、若干作為的な

ものを感じないでもないですが、検証してみました。

 

 

プラセンタにはEGFなどの成長因子(グロスファクター)

が入っているので、うんたらかんたら・・・

との理屈のようです。

 

プラセンタ治療というものがあり、

ステロイドの副作用を緩和してくれるのだとか。

 

注射と内服があり、注射のほうが効果が高いとのこと。

 

 

もともとプラセンタは、肝炎の薬(注射)でしたから、

炎症関係には効果があるのかもしれません。

(そこいらに売ってるサプリメントとは別物なので注意)

 

自由診療になるので、保険が効かないのが難点でもあります。

 

 

さて、これはプラセンタの医薬品を作っている

メーカーから以前お話しを伺ったのですが、

 

「プラセンタエキスには、グロスファクターなんて

含まれない」

と身も蓋もないことを言ってました。

 

いやいや、お前んとこの原料使ってるところは、

めっさ謳ってぞ!との言葉を飲み込んだわけですが、

 

分析しても出てこない。

 

ただ、グロスファクターがあるとしか考えられない作用は

あるとのこと。

 

 

簡単に言うと、EGFのような分かり易い物質はないけど、

成長促進はするってことですね。

 

なんかプラセンタは、美容成分として

地位を確立しつつありますが、

 

本当は、ローヤルゼリーや高麗人参よりの

扱いをすべきものだと個人的には思っています。

 

毎日飲み続けてなんぼって感じのサプリメント。

 

長い目で見れば、プラセンタのサプリメントでも、

アトピーに対してプラスに働くのではないか?

というところでしょうか。

 

選ぶなら、小細工なしの、プラセンタのみってやつ。

コラーゲンだの、ヒアルロン酸だので美容系をアピール

しているのはちょっと主旨が違うかな。

 

豚とか馬とかはどっちでも同じです。

馬のほうが無駄に高いだけ。

馬がいいといっているところは、

比較対象が違うものを比較しているだけ。

純粋な比較ではアミノ酸数値はかわらん。

 

配合量も分かりにくいと思います。

 

生換算で・・・というのは基準がありませんので。

推奨量は、プラセンタエキスとして500mg/日が目安。

 

デキストリン(デンプン質)を混ぜて、

量増ししている原料もあるので、ややこしい。

プラセンタエキス末 100mg配合と

プラセンタエキス 100mg配合は微妙に違うのです。

 

 

こんな感じで、消費者を混乱させる要素が

盛りだくさんなわけです。

 

紛い物もいっぱいあるってことです。

本当はいい原料なんですけどね・・・