セラミドが角層細胞外壁のタンパク質産生を促進

富士フィルムのナノ化技術でその効果は2倍に向上するそうな

角層細胞外壁


角質層は角層細胞と細胞間脂質でできています。

バリア機能とか保湿は細胞間脂質、つまりセラミドによるものです。

そのセラミドを塗布することで、細胞間脂質を強化する以外に

角層細胞の外壁産生を促進する効果があることがわかった、

という内容です。


また、セラミド合成酵素の産生も促進されるとデータも。


つまり、ヒト型セラミドのもたらす効果は、

ただ単にセラミドを補うことに止まらないってことです。


さて、角層細胞の役目は、レンガみたいなもので、

細胞間脂質はそのレンガをつなげるためのものです。

角層細胞は角質層の土台というわけです。


具体的に、何に関わるかとうと、

肌のキメに影響を与えます。


角層細胞が縮小すると、キメが荒くなるといわれます。

乾燥のキメの大きな乱れは皮膚の角層細胞の縮みによる

細胞同士の距離があるほど、肌のキメが荒く見えるってわけです。


で、この角層細胞の外壁の生成を促進するということは、

角層細胞の外壁が厚くなり、細胞間の距離を縮めるとともに、

乾燥による縮小を抑制できるといことです。


簡単にいえば、肌のキメが整うってこと。


in vitroの結果ではありますが、

1%ヒト型セラミド下で、外壁のタンパク質(INV)合成は113.6%

それを結合させる酵素(TGase)の合成は153.3%


さらに、富士フィルムのナノ化技術を使えば、INVは127.7%、

TGaseは230.8%との結果に。


ナノ化することで、ヒト型セラミドの角層細胞の外壁形成は

ナノ化しないものと比較すると2倍になるというわけです。



それにしても、ヒト型セラミドといっても色々あるわけで、

どれを使ったデータなんでしょね?

アスタリフトはセラミド3とセラミド6Ⅱを使用しているので、

そのどちらかか、それとも両方?

発表した場所は有料だから、元データなんてネットに落ちてないんですよね。

タイトルは『光学活性セラミドによる角層バリアタンパクの産生促進効果

(Enhancement of proteins synthesis related to barrier function in stratum corneum by ceramide.)




・・・あれ?

アスタリフトってセラミド入っているの、ジェリー状のやつだけだったけ?

ぶっちゃけ、ナチュセラクリームはアスタリフトのクリームを参考にして作った

わけで、「アスタリフト=ヒト型セラミド」というイメージがあったのですが・・・

4年越しで勘違いに気づくとは(笑)


発売当初はヒト型セラミド高濃度で配合ってのを推していたのですが、

最近はセラミドではなく、アスタキサンチン、リコピン推しで展開していて、

なんでだろ?と思っていましたが・・・そういうことか・・・


これを機に、再度セラミド市場を攻めてきてくれたらいいのにな~

富士フィルムのCMは上手だから、セラミド認知には多大な効果があるだろうし・・・




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