ローヤルゼリーが高嶺の花になる日

ローヤルゼリーとハチミツは別物です

ミツバチ

我々は、ミツバチからの恩恵として、

ハチミツ、ローヤルゼリー、プロポリス、ハチの子

などなど、健康食品を代表する原料を得ています。

 

ハチミツは、色々な国から輸入していますが、

(大半は中国ですが・・・)

ローヤルゼリーに関しては、97%が中国産です。

 

国産は0.1%くらいだったかな?

 

「いやいや、そんなはずはない、

私が飲んでるローヤルゼリーは国産だ」

 

という人、たまにいますが・・・

それ、中国産です。

 

ローヤルゼリーの最大手の会社も

当然、中国産のローヤルゼリーです。

 

ちなみにプロポリスはブラジル産かオーストラリア産。

 

さてさて、ローヤルゼリーが中国産であることが

問題ではないわけなのです。

 

現在、日本に入ってきているローヤルゼリーは、

しっかり管理された、確かなものです。

 

問題なのは、価格のほう。

 

 

近年の中国の高度成長に伴い、

賃金がどんどん上がっていっているのは

ご存じの通りなのですが、

 

養蜂家の賃金は、20年前から

ほとんど変わらない状況だったそうです。

 

そこで、去年、一気に賃金の値上げが

決行されたわけです。

 

価格としては、2倍になりました。

 

各社対応策として、安いローヤルゼリーを

求めて、コストアップの分は自社で吸収

してきたわけですが・・・

 

ここにきて、円安なわけです。

そりゃあ、さらに価格があがるわけです。

このままいけば、当時の3倍になると思われます。

(便乗値上げも行われるでしょうからね)

 

 

さて、ローヤルゼリーは、基本、

含有量がウリなわけです。

 

生換算1000mgと書いてありますが、

ローヤルゼリーの含水率が60%くらいなので、

乾燥させると1/3になります。

 

つまり、実際に含まれるローヤルゼリーは

1/3の量です。

 

1000mgだったら、333mgということです。

 

つまり、粒のほとんどがローヤルゼリーなので、

価格への影響が滅茶苦茶デカい。

ある程度、高値で売っているところは、

まあ、利益削って、我慢することがでる

かもしれません。

 

しかし、安く売っているところは、

あっという間にパンクしてしまいます。

 

1000円、2000円で売っているところは、

おそらく、在庫なくなり次第・・・終売になると思われます。

 

かつて、ブルーべリーも同様の危機にさらされ、

価格が2倍以上になりました。

 

そこで価格を維持したわかさ生活はブルーベリーの

市場を独占しました。

 

もしかしたら、ここを乗り切れば、

ローヤルゼリーの市場で覇者になれるかもしれませんが・・・

 

ブルーベリーと違い、今後、価格が下がることはなくても、

上がる可能性は高いわけです。

 

結果、高額で販売しているところしか残らない・・・

という可能性は非常に高いです。

 

正直な話、数千円で売ってるローヤルゼリーも

数万円で売ってるローヤルゼリーも、

ローヤルゼリーとしては、ほとんど大差ありません。

 

高額で売っているものは、

利益率が高いってわけです。

 

ですから、多少は吸収可能ではあるわけです。

 

安いローヤルゼリーは今が買い?!かも・・・

(ただし、劣化が激しいので注意しましょう~

未開封でも変色はしますので)

 

ちなみに、ハチミツとローヤルゼリーが一緒だと

思っている方、多いですが、

 

ハチミツは、花の蜜からハチの胃液で

消化されたものです。

 

ローヤルゼリーは花の花粉からハチの体内で

消化されたものが、咽頭腺からちょろっとでるものです。

 

ハチミツは甘いですが、ローヤルゼリーは甘くありません。

ちょっと下がピリピリする感じで、独特の味です。

 

栄養価はローヤルゼリーのほうが高く、

ローヤルゼリーにしか含まれない物質もあります。

 

 

で、ローヤルゼリー、結局何に良いのか?

という話ですが、

 

結論から言えば、脳幹にいいそうです。